昨年の暮れくらいから映画館で度々予告編を観てイイ感じなのでハワイ好きなアタシは是非とも観に行こうと思っていました。
まあ、映画の予告編なんてえモンはどんな駄作で面白く思えるモンだッペ。
映画の前に原作を読んでみることにしました。まだ半分くらいしか読んでいないのだが一気に読んでしまうのがもったいないような気がして‥。
フィクションだと思いきや、作者が実際に体験したことを綴ったノンフィクションだったのね。
まあ、私小説的な部分で多少の脚色はしているとは思いますが。
90年代の終わり、ハワイ島の片田舎「ホノカア」でふとしたきっかけで映画館の映写技師として働く主人公の玲雄。彼のホノカアでの時間がゆったりと流れるノンビリした生活、ローカルの人達との心のふれあい、そしてチョッピリ切ない恋。
中でも、印象に残るのは玲雄の食事の世話をする日系人の84歳のお婆さん、ビーさんの言葉と手料理。
ビーさんの料理は素朴だがとても美味しそう!文章からも手に取るように伝わってきて来る様です。
アタシもビーさんのお世話になりたい!
映画ではビーさんの役は倍賞千恵子が演るのだ。フーテンの寅さんのさくらちゃんもお婆さん役を演る時代になったのね‥。
アタシはハワイ島には20年前に1回だけ行ったことがあるのだけど、その時はガイドに連れられて観光ツアーで名所を廻っただけ。確かにオアフ島と違い、あまり俗化していなかった。
是非とも機会が有ればレンタカーで「ホノカア」を始めハワイ島のローカルな場所を訪れてみたいのだが右側通行の車の運転をしたことがないので難しいかな?
でも、映画がヒットすればホノカア・ボーイ・ツアーが組まれたりするんだろうなあ。
それはちょっぴりイヤだな。
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