度々、妻から「トイレの流し忘れ」を注意される。
あまり気にしていなかったのだが、昨日の夕方、外出して家に戻りトイレに入ったら「流し忘れ」があった。しかも「大きい方。」である。「誰がやりやがった!」と激高したが、冷静に考えるとアタシしかいないんだよな‥。
老いは静かにやってくる。さすがのアタシも自分がイヤになっちゃった。
で、本日観に行ったのが「ヤング@ハート」11月からロングランで公開されている映画でアメリカはマサセッチュー州の平均年齢が80歳のコーラスグループのドキュメンタリー映画です。
コンサートまでの準備期間の7週間のドキュメンタリーなのだが80歳のコーラスグループとは言えレパートリーはスタンダード・ナンバーからパンク・ロックまで幅が広くてノリノリ!
しかし、高齢者故、練習には様々な困難が付きまとい歌詞を憶えるのも一苦労。7週間の間には2人のメンバーも他界してしまう。
それでも彼等はメンバーが亡くなった当日にも悲しみにめげずに刑務所の慰問でコーラスを披露する。
心を一つにしてコーラスすることにより、悲しみを分け合い昇華させるのだ。
余談だが刑務所の慰問で先代の鈴々舎馬風は服役者達の前で開口一番「満場の悪漢どもよ!」って言ったそうな。そして帰り際には「仲良くするんだぞ!お揃いの服を着てるんだから。」だって!(笑い。)
そんなこんなで困難を乗り越えてコンサート当日、チケットはソールド・アウト。会場は熱気ムンムン!
そしてコンサートが始まる‥。
アタシはこの映画でお年寄りからパワーを貰ったような気がする。
陳腐な言い方だが、何よりも歌っているメンバー、一人一人の顔が活き活きとしている。
年寄りだからといって奥に追いやるのではなく、もっと前に出てもらうべきだと思う。
アタシも近い将来にこんな素敵なジジィになりたいな!下品も円熟味を増して。
老人ホームにフラダンスのサークル(少し若いババア達)が慰問に来るという話をよく耳にするが、結局、テメエ等が踊りたいだけじゃあないの?って言いたくなっちゃう。
これからはお年寄りにフラダンスを踊って貰い、少し若いババア達がそれを鑑賞しなくっちゃ!
そうそう、この映画を観て「城北カラオケ同好会」を思い出しちゃった。
皆さん、まだご健在かしら?過去のブログ「城北カラオケ同好会」
最新の画像もっと見る
最近の「映画」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2007年
人気記事