Fluke~人生は上々だ

朝も夜も歌いながら 時々はぼんやり考える

誰のもの

2012年09月19日 00時52分44秒 | 旅日記

おいら尻屋崎灯台の右側は、波立つ太平洋。左側は、おだやかな津軽海峡。どこにも線なんて引いてないよ。海の中の生き物たちは自由に泳いでいるよ。

地球は丸い。地球は誰のもの?自然は誰のものなんだい?

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信楽アート満喫ツアー(2009/9/20~9/21)№2

2009年09月24日 00時24分48秒 | 旅日記

信楽2日目の朝食は、神山先生の工房の庭でいただいた。

のどかな風景、おいしい空気、いいお天気、神山先生の器に盛られた料理や飲み物、そんな中での食事はほんとにおいしくてのんびりとして贅沢な気分。

朝食がすんで、今日は陶芸初体験。2時間ほど土と格闘!! 何を作ったかは、焼き上がってからのお楽しみ! 私にもどんなふうに出来上がってくるのかわかりません。

それから昼食をいただき帰ることにした。

名古屋からのぞみに乗り換えようかと思ったのだが、米原から乗ったこだまの乗り心地がとてもよくて、そのままこだまで東京まで戻ってきた。こだま号に乗ったのは、ほんとに久しぶりだ。10年振りぐらいかなー。乗っているときの早さもこだまぐらいがちょうどいい。車内販売のお弁当を買って、旅の最後を締めくくる。

琵琶湖線の列車から見た麦畑の中を走る新幹線、向こう側には山、手前にはコスモスの花、低い青空。東京では、絶対に見られない風景の中で走る新幹線は、ほんとに 『夢の超特急』 のようでときめいてしまった。

日程的には短かったけど、中身の濃い充実したすてきな旅になりました。

線路は続くよ、どこまでも~ 


信楽アート満喫ツアー(2009/9/20~9/21)№1

2009年09月21日 23時23分13秒 | 旅日記

信楽アート満喫ツアー(2009/9/20~9/21)№1

『信楽の狸も踊る薄(すすき)の穂』

9月20、21日と滋賀県の信楽に行ってきました。 縁があって知り合った陶芸家の神山易久先生とお弟子さんの中本若枝さんの窯 (工房) があり、この連休中に陶器まつりセールやイベントがあるというので、(いつものごとく) 急に思い立って行ってみることにしたのです。 久々の一人旅、新幹線、初めて乗る列車にワクワクです。

米原まで新幹線、東海道本線 (琵琶湖線) に乗り換え草津まで行き、草津から草津線で貴生川(きぶかわ)、貴生川から信楽高原鉄道で信楽まで行きます。東京から4時間。うちからだと5時間。乗り継ぎ、乗り換えのドキドキ感はたまりません。

着いた日の3時から、神山先生の知り合いの俳句の先生の 『俳句まつり(教室)』。 工房には、40人ぐらいのいろんな人たちが集まっていました。私を含めほとんどの人が、俳句なんてやったことないし季語も知らないけど、神山先生や若枝さんにすすめられるままにまつり(教室)に参加。

簡単に俳句の作り方などの説明のあと、1人二句作ってみましょうなんてことに・・・。一句は季語に 『薄(すすき)』 を使って、もう一句は好きな秋の季語を入れて15分ぐらいで。

そのあと、選句。1人ひとりが全員の句から、好きなものを二句選びます。全部で70以上あるので、読むのも選ぶのも結構大変でした。このときは、誰が作った句かはわかっていません。

そして、誰がどの句を選んだかを俳句の先生が発表。 たとえば「pygmy-frog選、五月雨を~」 と句を読まれた人 (作者) は、「松尾芭蕉です」 と名前を名乗るのです。

今日のブログの1番最初の句。この俳句まつりで私が作ったものです。実は、何人かに選んでいただき入選し、神山先生のすすきの柄入りの器をいただきました。70首以上もある中から、私の句を選んでくれた人がいたのはとてもうれしいことです。

初めて訪れた信楽でやっぱり印象深かったのは、徳利 (貧乏徳利というらしい) に傘をかぶった狸たち。この狸たちを絶対に句に入れたかったのです。あまり難しく考えず、読んだ人が楽しくなるような情景が浮かぶような句にしたいと思い、動きが感じられる 『踊る』 という言葉を選びました。

俳句まつりの後は、みんなで庭に出て、窯でピザを焼いて、ワインやビールを飲んで・・・信楽の夜は更けていく・・・


知床旅情

2009年03月12日 18時08分17秒 | 旅日記

3月6日(金)~9日(月)まで、北海道 に行ってきました。知床で流氷ダイビングです。夏には何度か訪れたことはありましたが、冬の北海道は初めてです。

心配だった流氷もなんとか留まってくれて、『流氷の天使 クリオネ』 と一緒に泳ぐことができました。(ダイビングの出来事は後日また)

今回は、ダイビングの他に観光もたくさんしました。流氷やクリオネはもちろんですが、それよりも今回の旅で私が1番感動した景色は、ウトロの 『フレペの滝(乙女の涙)』 です。

雪の知床自然公園をサクサク、ズボズボ歩いて20分ほど行くと断崖絶壁、目の前にオホーツク海が広がっています。それはそれは素晴らしい景色です。海が流氷で埋めつくされていたら、もっとすごい見たこともないような景色だったでしょう。

そして、その断崖から直接海に注いでいるのが、『フレペの滝』 です。

滝の水は凍っていて白色のような水色のような風や自然が作り出した幻想的で美しい景色は、ずっと見ていると現実の世界じゃないような気がしてきます。 

車の中から林で木の皮を食べているエゾジカをたくさん見ました。でも、ここでは広い雪の平原を走り抜ける躍動的なエゾジカを見ることができました。

自然の前の人間は、つくづく小さいなーと感じます。頭の中が空っぽになる感じです。

この景色は冬じゃないと見ることはできません。写真はありませんが私の心の中には、くっきりと残っています。

列車の旅がしたくなりました。  ・・・


ハノイ旅行(2008/10/9~10/13) №10 最終回

2008年12月31日 00時11分29秒 | 旅日記

ハノイ旅行も№10で、やっと終われるでしょうか…?

今日は、最終日。ホテルの部屋は18時まで使っていいことになっていた。 池 (ホアンキエム湖) の向こう側、ヒルトンホテルの辺りに行ってみることに。それから、早めに戻ってきて、ホテルの 近くの足裏マッサージに行くことにした。

まずタクシーでチャンティエンプラザというデパートに行ってみた。昨日のマーケットの客層とは全く違う感じだ。子供たちの着ている服も履いている靴も、家の前で座って何か食べている子供たちとは違う。

普通の街で見かけるような子供たちは、子供だけじゃなく大人だってこの中には入れないだろう。日本だと地方のデパートっぽい感じだ。

そこを出てから、ヒルトンホテルの方に歩いた。この辺りは、ギャラリーのようなところが多くて、旧市街とはぜんぜん雰囲気が違う。人もそんなに多くなく、歩道で調理したり、食べたりしている人もいない。道路もきれいで清潔感があって、歩いていても何となくホッとできた。

古い建物のオープンカフェに入ってみることにした。Pic_0094 そういえば、ベトナムコーヒーを飲んでいないことに気が付きここでは、ベトナムコーヒーを注文。 ここは、あのザワザワゴミゴミした街の中とは違ってとても静かで落ち着いていた。

しかしベトナムコーヒーは、何だろう、苦いし豆というより草っぽい感じの味だった。普段、コーヒーに砂糖は入れないが、今日は苦くて入れた。でも苦くて最後まで飲み干せなかった。なんか想像していた感じと違った。以前、友達にバリコーヒーをもらって家で作って飲んだらとてもおいしかった。そんな感じだと思っていたので、なんかちょっと違ってちょっとがっかり。

それから、またブラブラ歩き雑貨屋さんなどを見て、今日も遅めのお昼を食べてホテルまで戻ってきた。ちなみに今日のお昼も 『パリ・デリ』。 今日は、ヒルトンの近くのオペラ店。私たちは、すっかりパリ・デリのファンになってしまったのだ。

ホテルに戻り、シャワーで汗を流し足裏マッサージに行った。地図でみるとホテルから、そんなに距離もなく歩いてすぐ行けそうだと思っていたのだが…。

ここでまたしても迷い道。地図通りに行っていたはずなのになんか違う。おかしいよ~。 またもや自分たちがどこにいるのかわからない状態で、地図を持ってウロウロウロウロ。でもでも、そんな私たちに救いの手が…。なんと、日本人のご夫婦が声をかけてくれたのです。 「このマッサージ屋さんに行きたいんです」 といったら、歩いて行ったら結構距離があるらしい。「で、でもこんなところでタクシー止められないよー」 みたいな顔をしていたら、旦那さんのほうが、すかさずタクシーを拾ってくれて、べトナム語で行き先を告げてくれたのです。キャー、なんてステキ、ほんと神様に思えたぐらい感謝。ステキな日本人のおかげで、私たちは無事足裏マッサージをして戻ってくることができたのでした。

今日もマッサージの後は靴が緩くなっていた。 私は、ここでドンをちょうど使いきってしまいました。

ホテルに戻って、ロビーで迎えのバスを待っていた。着いたとき同様、日本人がたくさん来ている。おじさんたちは、私たちが日本人だとわかると安心して話しかけてくるのがなんだか面白い。

23時発で朝の5時半に関空着です。すっかりお腹がすいていたので、機内食が非常に待遠しかったです。そして、映画など見る間もなく眠ってしまいました。

初めてのベトナム旅行。地図には悩まされました。たくさん歩きました。いろんな国を見て、また日本を知る。テレビや本で見るのとはやっぱり全然違う。その土地の人や空気は、その場に行ってみないとわからない。私は、やっぱり自分の目や耳や口や鼻で、体でいろんなことを感じたい。

びわこちゃん、次の旅もよろしく!!

出発のとき両替したドルは85ドルほど残ってしまったのですが、ベトナムから戻ってきてから徐々に徐々に…。 なかなか円に両替できません。


ハノイ旅行(2008/10/9~10/13) №9

2008年12月30日 16時35分15秒 | 旅日記

遅めの昼食に入った 『パリ・デリ』 は、外装も内装も西洋風 (パリ風) で、通りに並ぶ他の店とそこだけなんとなく雰囲気が違うおしゃれな感じのお店。

ここでは、カルボナーラとデザートにお店の名物ジャンボプリンとベトナム茶 (ジャスミンティーみたいだった) を食べた。カルボナーラは、何となくほんのちょっとベトナム味?って感じもしたけどボリュームもあって美味しかった。

食事をしている間に雨が降ってきた。雨音によるとけっこう大粒でたくさん降ってそう。そのうち雷も鳴ってきた。

でも、このおしゃれなカフェから見る雨のベトナムも素敵。排気ガスや砂ぼこりで汚れた空気が、洗い流されているよう。窓からみえる緑の葉っぱも生き生きして見える。私たちは傘は持っていたんだけど、もう少し小降りになるまで店にいることにした。

そろそろ雨も止みそうなので、店を出た。またしばらく歩いて、池 (ホアンキエム湖) の方に歩いて行った。次はスーパーマーケットに行ってみようというわけです。

私たちはそのまま普通に店内に入ろうとしたのですが、出入口にいたおじさん(警備員)に止められてあっちあっちみたいなことを言われた。なんだかわけがよくわからなかったが、スーパーに入る人を見ていると、ロッカー室のようなところに自分の手荷物を預けている。 「ここに預けるんじゃない?」 とりあえず財布だけを手に持って店に入っていった。万引き防止のために手下げ袋とかの荷物は持って入れないようになっているらしい。私からするとロッカーに荷物を預けることのほうが何となく不安な感じがした。

2階建てで、1階は食品、2階は衣料品や日用品がおいてあった。一応一通り見て歩いて、インスタントラーメンとガムとペットボトルのお茶 (緑茶紅茶っぽい感じ。少し甘みがある) を買った。帰りに預けた荷物を受け取ってまた少し歩いた。

雨は、あがっていた。そろそろ、ホテルに戻ることにした。この辺からはハロン湾の帰りにタクシーに乗って帰ったので、何となく料金などの感覚もわかる。空車のタクシーを拾って、ホテル名を言って料金の交渉をしてタクシーに乗った。

一旦、ホテルに戻り夜ご飯どうしようかということに。まだ、少し明るかったので、ホテルの周りをあるいてみることにした。昨日までは気がつかなかったのだが、ホテルのすぐ横には、たくさんの食べ物やさんがあって、ものすごくたくさんの若者たちが集まっていた。でも、さすがにこの中で食べる勇気はない。

韓国料理店があったので、今日の夕食は冷麺。冷麺に浮いている氷って平気かな? とか思いつつ口の中に入っていったので食べてしまう。多分韓国人がやってる店だから大丈夫なんだろうけど、でもなんとなくグラスで出てきた水は飲めなかったなー。さすがに口の中が辛くなってきてビールを注文した。久々にさっぱりした物を食べた感じ。おまけに出てくるたくさんのキムチ等もおいしかった。

部屋に戻り本日の戦利品の確認をしながら、明日最終日の予定をたてて、きょうもぐっすり。


ハノイ旅行(2008/10/9~10/13) №8

2008年12月28日 23時56分41秒 | 旅日記

この旅でつくづく感じたのは、ガイドブックに出ている地図はわかりにくいということだ。私たちが、方向音痴なのだろうか? 私は、るるぶと図書館で借りたガイドブック、びわこちゃんも1冊持ってきていた。でも、どれもダメなのだ。 ベトナムという土地柄しょうがないのだろうか? 

地図上で自分たちがいる場所がどこだかわからなくなるのだ。そして、通りの名前がガイドブックによって微妙に違ってたりする。ベトナム語のような英語で書いてあったり、英語で書いてあったり、カタカナでふってある読み方もグォンだったりグァンだったり。 通りの名前も似たようなのが多いから余計に混乱する。

そして、現地の人に地図を見せて聞いても、日本語が書いてあるし、変なベトナム英語みたいのが書いてあるから、ベトナム人も混乱する。 こんなことなら自分でよくわかる地図をつくったほうがいいと思えてくる。ベトナムへ行ったら、本屋へ行きベトナム語の地図を買おう。

市場を出て、ハス茶屋に向かって 「この道で間違いない」 と確信をもって歩きはじめた。…が 「どうもおかしい」 と思いつつしばらく歩き続ける。さっきまでは、地図に出ている通りと通りに立っている通りの名前の看板が同じだったのになんか違う。似てるけど違う。もう、市場から結構歩いてきた。

地図を見ながら歩いてきて今いる場所が地図と違うんだったら、今どこにいるってこと? ここはどこかって確かめようにも、地図にのっているような店やホテルや建造物は全く見当たらず、通りの名前の看板を見てもその通りは地図に出てない! なんだよ~。

そんなこんなで、すごい歩いた。その間にも観光客だとおもってバイクタクシーの兄ちゃんやシクロが相変わらず声をかけてくる。こういうのに乗る勇気ある日本人観光客いるのだろうか? ボッタクリとか以前にあのバイクと車だらけの道で、ものすごい運転のバイクに乗るのは恐ろしい気がする。

やっとハス茶屋にたどり着いた。どんなに迷っても遠回りしても道は続いているのだ。ここでもやはり小さい椅子と低いテーブルそして、中国茶を飲むときの小さい茶器でお茶を飲ませてもらった。さっぱりして飲みやすくて喉が潤った。

私は、家にいろんなお茶 (日本茶、紅茶、菊茶、ハーブティー、ノニ茶、ルイボスティー) があるのでお茶はいいかなと思ってここでは何も買わなかった。びわこちゃんは、お土産用にいくつか買っていた。一緒に出してくれたハスの実の砂糖がまぶしてあるお菓子もおいしかった。

そこからは、ホアンキエム湖の近くのハノイ大教会付近を目指して歩いた。ツアーの特典でもらった足裏マッサージ無料券の店が教会の近くにあるのだ。私たちが行ってみたい雑貨屋さんや洋服屋さんもその近くなのでちょうどいい。 またまた、歩き続けます。ハス茶屋からは、地図と通りの看板を注意深く見続けわりと順調にたどり着いた。もうちょっとどうにかならないのか日本のガイドブック。

いろいろ店を見たけれど、なんかピンとくるものはなく…まあ、私の場合市場で手に入れたお土産でかなり満足していたので…。

それより、さんざん歩いたので早くマッサージ屋に行きたい。マッサージ屋の近くの喫茶店で、ジュースを飲んでちょっと休んでから行くことにした。それにしてもベトナムのマッサージ安い。足裏マッサージ1時間で5ドルだ。毎日行きたくなってしまう。 すっかりリラックスしてしまった。ちょっと痛いのが気持ちいい。靴をはくと緩くなっている。足むくんでるのねー。

足も軽くなりお腹もすいたので食事に。食事の場所は、行きたいと決めてあった 『パリ・デリ』 というカフェ。ここも教会の近く。食事をしている間、すごい雨が降ってきてしばらく雨宿り状態が続きます。


ハノイ旅行(2008/10/9~10/13) №7

2008年12月18日 00時22分16秒 | 旅日記

ところで今回の旅日記、写真が全く無くてすみません。

一応、この間水没したデジカメを持って行ってはいたのですが、ハロン湾以外でほとんど写してません。なにしろ、もともと写真を撮ることや撮った写真にそれほどの興味がないというのもありますが、街の中で写真なんて撮ってる余裕はなかったという感じかな。カメラのことなんてすっかり忘れていたし…。

でも、写真に残さなくても結構いろいろ憶えているものだ。で、数枚あったベトナム写真も海の中に消えてしまったので写真は無いのです。

市場を一通り見終わって、次はハス茶を売っているお店に行くことにした。ここからはずっと、タクシーは使わず徒歩で行く。市場のベンチに座り、地図を広げて行く方向の確認をし、いざ出発!!

と、軽快に歩き始めたのですがここから迷宮(迷道…?)へと入り込んでしまうのでした。