ハノイ3日目。今日と明日の夕方の飛行機の時間までは、フリータイムだ。かわいい雑貨見つけるぞ!!
昨日、ハロン湾に行くバスの中からハノイの街の様子を見ていたが、まず家 (店舗) は細長くてそんなに広くは見えない。その分3階、4階と上に伸びているようだ。それもレンガ造りだという。地震大国の日本では考えられないね。 ガイドさんの話によると、最近はとくに土地が値上がりしてきてこうなって (細長高) しまったんだとか。
ガイドブックの写真では、店内は広いように見えるけど実際に店を見るとかなりギャップがある。
そして、家のすぐ前の歩道にはお風呂場で使うような小さなイスとその高さに合った低い台(テーブル? おぜん?)がおいてあり、そこで食事をしている。歩道で野菜や肉を切ったり、調理している。バイクや車が飛び交い人が歩いている、そんなところでみんなごはんを作って食べている。麺類を食べている人が多いようだ。食事を出している店なのか自分の家のテーブルなのか見ていても区別がつかない。そんな街中へ繰り出します。
さて、昨日の朝早くどこからか聞こえてきたドンドンドンドンというリズムの音楽。今朝も聞こえてきました。 「これは隣の部屋じゃ~ないな」 6時ごろのっそり起きだし、音の正体を探し始めた。部屋のどの方向から聞こえてくるのか、よく聞こえる方へ歩いて行った。やっぱり隣の部屋か? いや外か? 部屋のカーテンをあけてみた。 窓から下を見ると、池 (湖) のほとりの公園で女の人10人ぐらいが横1列になってエアロビクスのようなダンスを踊っている。音の正体はこれだったのだ。 それにしても、朝の5時は早いだろう。中国人が朝、公園でやっている気功のようなものなのだろうか? 前に立っているリーダーらしき人もいないが、みんな同じ動きをしている。しばらく眺めてしまった。ベトナム人は朝からハードだ。 そして謎が解けたのでもうひと眠り。今日と明日の朝は、ちょっとのんびりできる。
起きてからさっそくびわこちゃんに謎の音楽の正体の話をした。明日の朝、又見ようと思ったら日曜日だからか、ダンスは休みだったのか、音楽は聞こえなかった。
朝食はのんびり食べてとても楽しかった。さて、いよいよこれからが私たちの旅行の本番!!
前もって行きたい店などを調べておいたので、その付近の通りを散策しながらショッピングや食事をすることに。
で、とりあえずまずは市場でしょう。ハノイで1番大きいドンスアン市場へ行くことにした。このホテルからだとどこに行くにもタクシーじゃないと無理だ。でも、今日はホテルからだから変な (ボッタクリ) タクシーの心配はない。それに昨日1度乗っているので、料金の目安もなんとなくわかるし。あー、やっぱり何事も経験が必要だわー。
ベトナム人が話す英語は、ちょっと訛っていて聞きづらくてわかりにくい時があった。英語が多少話せるびわこちゃんには通じにくかったようだが、英語があまり話せない私は、彼らの話す英語がわりとすぐわかった。なんとも変なかんじだ。
3日目にもなると、目で見るバイクや車の多さには慣れてきた。ただ、その中を本格的に歩くのは今日が初めてだ。 前にチェジュ島(韓国)に行ったとき車が右側通行で、道路を渡るのが妙に怖かった記憶がある。車が走ってくる位置が違うだけなのになぜこんなに怖いのだろうと思った。
ハノイはどっち通行だか、なんだか忘れてしまった。ハノイの場合どっち通行かはそんなに関係なく危険だ。いたるところからバイクがそれもすごい勢いでやってくるのだから。 基本の右左右を何度も繰り返し、大丈夫と思って道路を横切ろうとしたらバイクがすぐそこに迫ってきた…最初はあせって、立ちすくむか走って戻るか渡りきるか…でも、これもだんだん慣れてコツみたいなのがわかってきたら、結構普通渡れるようになった。怯んじゃダメ。あせっちゃダメ。堂々と歩いて行くとバイクの方がよけてくれる。でも、どうしても渡れないときは現地の人と一緒に行くのが一番だ。
ドンスアン市場に到着。3階建てで、真ん中あたりに階段があった。建物は古く工事の途中なのか、放ってあるのか、材木が通路にボンと置いてあってみんな普通にまたいで通って行く。1階は特にいろんな食材のにおいが入り混じっていて、アジアンな感じだ。とにかくいろんなものがある。女の人がしているマスクやサンバイザーみたいな帽子もいろんな種類がたくさんある。日本ではだいぶ前に使っていたような電化製品や電話類。おもちゃやアクセサリー、バッグ類。そして、工芸品(お土産用)の雑貨。ありとあらゆるものがある。
2階、3階は主に下着や衣類、反物(生地)がたくさん。狭い通路を大きな袋を持った人たちがすれ違う。 ちょっと間違えたのは、最初に街のお店で売っているものがいくらぐらいなのかを見ておけばよかった。どこまで値切ればいいのか、検討がつかなかった。 刺繍のしてあるポーチなどもたくさんあったが、市場で見るせいか、たくさんありすぎるせいか、なんかかわいくおしゃれに見えなくてほしい気分にならず。日本のエスニックの雑貨屋さんなんかは、こういうところで仕入れてきて売ってるんだろうね。同じものなのに別のものに見える。
私は、ガイドブックにでていたベトナムの女の子のストラップが欲しかったので探してみた。あった、あった。でも本に書いてあった値段覚えてない。1個いくらぐらいだ? みんなにも分けたいから、5,6個欲しいな。そしたら、もっと値切れるか? とかびわこちゃんと話しながら、ぶつぶつ考えながら選んでいた。 本に載っていたのは、ほんの一部でたくさん種類があった。いろんな色や柄のアオザイを着ていてきれいだしかわいい。ひとつひとつ見ていると全部かわいくて、全部欲しくなってしまいそうだ。
これは、選びきれないと思って、店のおばちゃんに身ぶり手ぶり日本語英語で(おばちゃんにはドル以外の英語はあまり通じなかったようだが…)、「これバラじゃなくて、セットになってるのとかないの?」 みたいなことを言ったら、10個セットでシート状になっているのをいくつか出してくれた。それでも、若干悩んだがようやくこれにすると決めて、値段交渉。こっちはこれがいくらなんだかわからないから、希望値段でいくしかない。ゴチャゴチャ、ゴチャゴチャ言って10ドルで買った。
このストラップお土産ものを扱うお店でもほとんど見かけなかった。空港のお土産やには1軒あった。一体いくらで売っているのかは見てこなかった。近寄って手にとって見始めるとまた 「これもかわいくない?」 とか言って買っちゃいそうだからである。まあ、いくらであってもすごく気に入って買ったので大満足。自分のはどれにしようかな~?
とりあえず、これで私の目的は果たせたのだった。