おはようございます
めずらしく朝からblogアップ中福井店より高村です。
今日は午前中、
越前市のS様邸の取り付けにお邪魔してきました。
S様邸は永和住宅様が建築した、シックモダン調の素敵なお住まい。
床のブラウンも深く、印象的で
壁には珪藻土や石を上手に取り入れて
全体的にオトナっぽい色合い、上質感の高い室内です。
建物を拝見、お客様のご要望をお聞きすると
シンプルでカッコイイ方が良い 甘くしたくないとのこと。
大型サッシが上下に連続するリビングには
ラインドレープを採用し
色も現場にて打合せのお時間をいただきました。
そして、最終的に決まったのが
ホワイトフラックスのドレープに、アンバーの透ける生地のアンサンブル。
いわゆる少しくすんだ黄色寄りのベージュなんですが
この色の名前を詳しく説明すると
フラックスというのは亜麻(つまりは麻、リネン)の意味
亜麻色(アマイロ)というのは昔の歌謡曲でも使われていますが
亜麻糸の、黄色がかった薄い茶色をあらわす言葉。
そして、アンバーというのは、琥珀(コハク)色。
樹脂の化石の色で、半透明の黄色。
お月さまの輝きを琥珀色とよく言いますが
そういった、輝き・艶のある金色をあらわす言葉です。
透明感のある樹脂の黄色と、
亜麻の素朴な艶のある糸の茶色
そして、窓からあふれる自然の光。
なんともいえない表情を見せてくれるラインドレープの光と影が
室内にさらにメリハリを出し、心地よい空間を演出してくれ
とっても良い窓周り装飾の役割を果たしているのではと思いました。
そうそう、子供部屋はすべて
やわらかいベージュをミックスしたナチュラルアイボリーのスクリーン。
これから子供たちが、
自分の色に部屋を色付けていく。
そういう意味で子供室に白いインテリアを選んであげるのは
とても良い色への興味を沸かせる方法です。
白い壁に白いカーテン。
でもこんなに、子供らしい表現ができる。
インテリアは想像を超えて
いろんな力を引き出してくれますね