

素人ファーマーのため越冬もさぞかしキツかったはず。そんな環境下でも耐え抜いた我が家の2つの株は強靭だ。昨年は正直緩いグリーンカーテンだったが、今シーズンは下の方からガッチリと茂るように準備万端だ。そんな中、先日1番最初の蕾を発見し、ずーっと見守ってきた。


そして、今朝予想通りその蕾が1番花として開花!まさに待ってましたぁ〜!っという感じだ。どうですか?時計のようじゃないですか?日本の花にはないまさに南国トロピカルな雰囲気抜群ですよね。でも、残念なことにパッションフルーツの花は1日花。あっという間にしぼんでしまう。っということで、1番重要なのが人工授粉だ。


まぁ〜我が家はバラや花たちの香りに誘われ蜂など虫はいっぱい飛来してくるので自然受粉の可能性は高いが、やはり1日花なので的確な人工授粉の方が間違いない。強靭なのに意外と繊細なのだ。5つのプロペラのようなのが雄しべ、3つのカタツムリの眼みたいのが雌しべだ。自分は雄しべを取ってそのまま受粉させる。受粉の大敵は雨。午後からは雨予報。う〜ん、どうかなぁ〜?ちょっと心配。

この後、蕾はまだまだついている。先端が少し開いて白っぽいのが見えてくると翌朝開花だ。実は、パッションフルーツの収穫は時間との勝負なのだ。連日30℃を超える夏日になってくると開花しなくなる。元々南国でも高地に生息しているんだろうね。だから5〜7月初旬までが勝負なのだ。ちなみに昨年の1番花は7月1日。おぉ〜40日ほど早いじゃないか?これは期待できそうだ。乞うご期待だね。

ちなみに、我が家のフルーツはこのパッションフルーツとメロンともう1つ、今シーズンから初トライとなったかみさんのブルーベリーがある。まぁ〜今シーズンは様子見程度で、勝負は来年だが、それでもしっかりと実をつけ始めてくれた。とりあえず、野菜も果物も結実はホント嬉しい。酸っぱいかなぁ〜。どちらも楽しみだ!!