十和田湖・子ノ口(上流)、石ケ戸(中間地)、焼山(下流)にある駐車場のうち、まずは中間地となる石ケ戸休憩所へ。3連休明け2日目の平日というのにすごい人混みだ。
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奥入瀬渓谷は全長約14km。歩けば約5時間だ。なので本来はレンタサイクリングが1番なのだろうが、残念ながら時間がない・・・っと言うことで石ケ戸を中心に散策した後、十和田湖に向けて車で主要ポイントをめぐることに。
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早速、人気の奥入瀬渓谷散策スタートだ。実はここ奥入瀬も初めて訪れたのだが、少々イメージしていたのと違っていた・・・もっと静かな散策路だと思っていたのだが、細い遊歩道のホントすぐ横に主要道路が沿うようにあり、ガンガン観光バス等が走りまくっているのだ。えぇ〜こんな雰囲気だったの?イメージと違うよ〜。
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繰り返すが、もっと静かで清涼感あるシチュエーションだと思い込んでいたのに・・・ちょっとガッカリ?
っとは言え、まずは石ケ戸の瀬へ。激しい瀬と緩やかな流れが順繰りにやってきて、静と動の趣の違いが美しさを増すようだ。残念なのは紅葉。ご存じ奥入瀬は紅葉の名所でもあるが、今年は猛暑のせいか?全く青葉状態・・・ちょっとだけ期待してたのにがっかり。
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続いて、奥入瀬の顔の1つと言える「三乱の流れ」!
「3つに分かれた渓流が合流し、白い泡を立てて流れることから三乱と呼ばれている。」と言うらしい。CMはじめメディアで引っ張りだこのシーンと言うが・・・う〜ん、そこまで感動する景観かな?
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しかし、これだけの観光地なのに説明不足?もっと初訪問のものでもわかりやすくして欲しいものだ。マップはしっかりしているのだ。でも、肝心の先のメインポイントの三乱の流れでさえ、そこを示す案内がないのだ。何でぇ〜優しくないの。
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地名の由来となった巨大な岩を2本のカツラの大木が支える石ヶ戸へ。
その昔、美人盗賊「鬼神のお松」がここを根城に、旅人から金品を奪ったという伝説が残されているのだそうだ。確かに隠れるにはちょうど良いスペースだけど・・・何より美人盗賊って響きがいいね?興味津々だ。
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続いては、ここ奥入瀬渓谷の顔とも言える「阿修羅の流れ」だ。
「大きな岩を打ち砕き押し流すかのような激しく雄々しい眺めは、戦いを好む神・阿修羅の名が付いたことを納得させてくれる。この豪快な流れは奥入瀬を代表するビュースポット。」とのこと。
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確かに激しい流れは迫力あるが、言っちゃなんだがそこまで人気になるのがよくわからん?
素人的には奥入瀬渓谷長いからいくらでもあるんじゃないの?って思っちゃうけどね。要はどこも負けずに迫力あるし美しいと言うことだ。
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ここからは車で各ポイントに移動だ。早速、高さ約20メートルの瀑布・雲井の滝へ。
「奥入瀬渓流内にある滝の中でも水量が非常に多く、険しい断崖から大量の水が3段の流れとなって勢いよく落下する様は迫力たっぷりで圧倒される。」とのこと。なるほど真下まで行けるので思いっきり迫力を感じられる。奥入瀬にこんな落差ある滝あったんだね。
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最後に人気の幅20m落差7mの銚子大滝へ!数字だけ見れば大したことなさそうに感じるかもしれないが、この滝はその水量で圧倒してくるのだ。こんな山中の渓谷に似合わない水量だもんね。すげぇ〜水飛沫!
この滝は奥入瀬を遡上して十和田湖に入ろうとする魚を拒む、”魚止めの滝”とも呼ばれ十和田湖には魚が棲めないと言われてきたとのことだ。
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そして、十和田湖がゴールだ。約2時間ちょっとのかなりショート版の奥入瀬渓谷散策となったが、これが意外と十分満喫できた。秋とは言えマイナスイオンのおかげかな?
かみさんもどうせ北東北行くならば、奥入瀬は行ってみたいっとリクエストされていたし、自分も同様だったので訪れられて満足だ。
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ただやっぱり悔やませるのは紅葉だ。例年ならば最低でも紅葉色づきはじめって時期だったのに、残念ながら今年の猛暑は読みきれなかった。もしかしたら↑こんな美しい光景見れたかも・・・う〜ん、残えんだ。まっ晴れただけでもOKとしないとね。(画像はサイトから拝借)
よしっ八甲田の山中を走りぬけ青森市街へ向かおう。いよいよ今回の北東北旅行もクライマックスだ。
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