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日々是楽!(Enjoy it every day!)

「黒牢城」 米澤 穂信!

今年の第166回直木賞受賞作・米澤 穂信さんの「黒牢城」!
とうとう米澤さんが悲願の直木賞獲得だ。それもなんとミステリーの米澤さんが歴史ミステリーで獲得とは?ホント驚かされた。歴史好きの自分にとってはたまらない題材だもん。読まぬ訳が無い。
なにせ信長や秀吉、家康などメジャーな歴史上の人物ではなく主役は信長に逆らった荒木村重だもん。まだね黒田官兵衛の方ならばわかるよ。大河ドラマにもなった名軍師だからね。謎多き村重でくるとはホント驚いた。
直木賞候補になった時から相当話題になったもんね。確かに読む進めるとこう〜きたかぁ〜?っとワクワク感強まったのは半分くらいまで?世間の評価と自分の評価にちょっと差がある?なんだろう?作り話感が強すぎてどうも自分的にリアリティー感が迫ってこない。篭城している武士たちの気持ちや駆け引きはすごく面白かった。だけど、どうもチープなミステリーが逆に邪魔。くどくて暗くて、どうも気分良く読めないのって自分だけ?
米澤さんのミステリー感を一生懸命組み込んできたっというチャレンジは評価するが、やっぱり自分的には本書の試みはあまり評価できず。残念ながらそこそこ評価で終わり。正直、このあと読んでいるこれ以上の話題作「同志少女よ、敵を撃て」の方が全然上かな?やっぱり米澤氏は「満願」で直木賞取るべきだったのでは?
同時受賞となった「塞王の楯」に期待しようかな?

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