「ハヤブサ消防団」 池井戸 潤！

2022年9月発刊の当時最新刊の池井戸 潤さんの「ハヤブサ消防団」。
ここ最近押し入れに眠っていた古い「M1」「BT63」「シャイロックの子どもたち」を読破したところだったが、今度はいきなり最新刊に飛ぶ。
半沢直樹＆下町ロケットシリーズや陸王のTVドラマの大ヒットで不動のヒットメーカーに成り上がった池井戸氏。新たにドラマ化予定されているというのがこの木曽かな？田舎町の消防団の話となるハヤブサ消防団だ。

池井戸氏と田舎ってどうもピンとこないというのがファーストインプレッションだったが、そんな嫌な予想は大当たり？今更カルト宗教って？いくらなんでも話が強引すぎるしあり得ない気がして全く話に入っていけない？
田舎のコミュニティーの良し悪しも描きたかったのだろうが、努力と意欲は買うけど、自分的には申し訳ないがなんだかチープなドラマっぽく感じちゃって評価できない。ホント薄〜いTVドラマ用って気がしてならないだよ。

それもこれもカルト宗教っていう簡単な逃げ道が全てを壊しちゃってるんだよ。なんでこんなに評価高いのか？全く理解できない。申し訳ないけど池井戸作としては珍しく駄作と切り捨てざるおえない。ドラマは見るかもしれないが、期待はしないしヒットも無理なのでは？次回作に期待しようっと。