ここ数回特にGW前後は観光地の高山はものすごい賑わいでどこも人気店はすごい列・・・要はインバウドのせいだ。
仕方なくここ4回連続で少し離れた高山ラーメンで我慢してきた・・・それでも桔梗屋、やよい、甚五郎、宮川中華と高山を代表する人気店なのでものすごく美味かったんだけどね。
でも、今日は決めているのだ、何がなんでも今日こそは飛騨高山の名店「丸明」でランチだ!
丸明といえば代名詞とも言えるのが”飛騨牛”!何せ焼肉百名店にも選出されている高山焼肉界を代表する名門店だからね。
前回はGWの谷間にも関わらず、待ち時間約70分と聞き泣く泣く断念・・・GWも翌々週だもん、流石に心配ないだろう!ところが・・・。
えぇ〜待合には前回と変わらぬすごい人・・・記帳シートも丸々1枚埋まっている・・・それも9割方カタカナ〜!そうなのだほぼほぼ外人だらけ。それも2割が欧米人で8割が中華系・・・って待ち時間は60分くらいかな?っとのこと。
うぅ〜心が折れそうになったが今日は絶対に食うと決めてきたのだ。スマホで仕事こなしながら待つことに・・・。
しかし、欧米人はマナーいいのに、中華系の方々よ、よくぞ我が国に観光にいらして頂いたのは嬉しいがとにかくうるさい!それに歩き回らずに静かに待てないのかぁ〜!
待つこと50分ほどでようやく順番が回ってきた・・・もう〜腹減りすぎてめまいしそうだ。
平日限定メニューは焼肉御膳、ステーキ重、すき焼き重などどれも美味そうで悩ましいが、ここは飛騨高山の郷土料理として知られる「飛騨牛朴系味噌焼却膳」に決定だ!
つこと10分弱で飛騨牛ちゃん登場!でも、あれっ冷静に周り気にしてみると、おいおいランチ食っているの俺だけ?皆さんとでもなく豪勢に飛騨牛の高級焼肉は当たり前でステーキ、握りなどテーブルいっぱいに皿が広がっている・・・うぅ〜これが超円安時代の仕打ちなのかぁ〜?
こんなに美味そうな飛騨牛の朴葉味噌焼きがなんて貧弱に見えちゃうんだ。とにかく完全に僻みだが周りの豪勢さが凄すぎるのだ。比較してはならない。ここは我が飛騨牛ちゃんに集中しよう!
ある程度火が通ってきたら、一気に味噌と混ぜちゃうのだ。おぉ〜味噌の香りが素晴らしい!モロに鼻腔をついてくる。早速、まわりしっかり焼いて中レア状態で・・・くぅ〜美味ぇ〜!味噌が飛騨牛の甘みを思いっきり引き立てるのだ。
しかし、柔らかいなぁ〜。力入れて噛む必要ないもんね。口にすれば勝手に溶けていってしまいそうなほどだ。飛騨牛とご当地味噌との相性は申し分ないし、更にエノキとネギも味噌が絡んで思いっきり美味い!
肉もネギもエノキも焼き進めていくと味噌の焦げていく香りと味わいが強烈にいいのだ。あぁ〜美味い!でも、これじゃ〜少々物足りん?
自分だってよくわかっている。全て計算済みだ。ここで再びメニューを広げ焼肉単品メニューを物色・・・悔しいのが人気どころは3〜4名盛りばかりで単品はやや寂しい。それでも、定番中の定番の飛騨牛カルビ1人前を追加だ!
確かに周りは軽く4〜5000円オーバーの網からはみ出さんばかりのステーキをナイフとフォークで美味そうに食いやがっているが、大和男子だって負けるものか?かなり見劣りはするもののしっかりと飛騨牛堪能してやるっ!
待つこと5分程で飛騨牛カルビの登場だ。おぉ〜いいじゃん、思った以上にボリュームあるじゃん。A5ランクではないので流石にサシの入り方はイマイチだが、それでも立派な飛騨牛だ。早速、焼いちゃおう。
このために+50円でご飯大盛りにしておいた大正解だった。う〜ん、じゅわぁ〜っといい音出すねぇ〜。やっぱりこの旨みが違うんだよね。最後の1枚は塩で頂こう!くぅ〜最高の〆だ。
しっかり焼いたり、好物のややレア気味にしたりと焼き方変えてかぶりつく・・・うわぁ〜これまた口の中で溶けていく・・・濃厚で上質な脂身の旨みを残してす〜っと消えていく。間違いなく美味い!これぞっビーフだ。
俺だって仲間やファミリーで来ていたら豪快に飛騨牛の盛り合わせや大皿セット食いたいところだったが、1人なのだ仕方ない。ここ最近ずーっとあまりの人でスルーし続けて鬱憤が溜まっていたので、とりあえず本日スッキリと解消!良かったぁ〜。やっぱりブランド牛って響きいいよね。
この飛騨牛って「飛騨牛の父」と呼ばれることになる祖牛「安福号」の血から始まったて知ってた?安福はクローンまで作られたほどなので相当優秀な牛だったんだろうね。安福ちゃんよ、美味かったよぉ〜!世は満足じゃ〜!
#岐阜グルメ