日々是楽!(Enjoy it every day!)

息子のマラソン大会から学校教育を考える

先日息子の小学校で毎年恒例のマラソン大会が開催されたようだ。その晩帰宅すると家内より息子へ「パパに話すことあるんじゃないの?」とひとこと。すると「マラソン大会で学年で1位になった!運動会でも活躍したリレー選手が学級新聞に出てたので僕も出ると思うよ!」と笑顔の報告。

なるほど、確かに学年で1位というのはなかなかとれるものではない。自分も小中学生の時、脚には自信があった方だ。市内大会100m入賞やリレーで3位など全校生徒の前で賞状もらったもんだ。未だに親父のキッズたちへの自慢話に出てくるほどだ。運動であれ勉強であれ、なかなか学年で1位というのは難しく簡単にとれるものではない。かく言う自分もマラソン大会なんて2~3位までで1位の記憶はない。息子はよく頑張った。さぞかし嬉しかったことだろう。

そして後日期待の学級新聞を拝見すると、息子の記事は何もなく本人はすごくがっかり状態。良く読むと、走るのが苦手なA子ちゃんが最後まで諦めずに完走したとか、B子やC男はいつも練習が嫌いで出たくないと言っていたが、しっかりと参加してがんばっていたとか・・・。マラソン=諦めずがんばる!ということは良く理解できるが、折角クラスから1位が出たのにそれについてはノーコメント?って息子ががっかりするのが少し理解できる。個性を伸ばすという教育観点からみれば、これは十分に誉めてやるべきことではないのだろうか?親バカなのか?わからないが下ばかり支えるのではなく、上もしっかりと伸ばしてやることも重要だと思う。がんばる事にはいろいろな種類、レベルがあると思うが、それぞれをフォローするべきではないだろうか?遺伝なのかこういった行事で「早いねぇ~、すごいね!」と言われるのが自分も嬉しかっただけに息子の残念な気持ちがすごく理解できた。

我が家では、息子の努力に対してさりげなく&思いっきりお祝いしてあげた。最近どんな学校行事に参加しても、話聞いてもピンとこない。特技や努力したことで成果が出たのに誉められないんじゃ学校生活面白さ半減じゃないのか?個性ってなんだろう?昔は野球の上手な子、水泳の上手い子、脚の速い子、勉強のできる子、ドッチボール得意な子、遊びのリーダー、昆虫博士、ピアノの天才、けんかの強いガキ大将・・・等々子供たちは各々を認め合っていたものだ。そればかりか仲間だけでなく先生、父兄たちも各々を尊重し、共通認識として持っていたと思う。それでキッズ社会がうまくまわっていたものだ!っと学校教育に対していら立つ親父の見事な親バカぶりでした。

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コメント一覧

親父管理人
ご賛同嬉しいです!
いやぁ~Osamaさん、ご賛同いただきホント嬉しいです。

どうも、最近立派な親父になったせいか?少々愚痴っぽくなってきたようで反省しないといけないのですが、どうにも納得できない事が増えてきました。特に学校に対しては!がんばったやつは皆誉めてやることは大切だが、やはりその中でも結果を残したやつにはよりよいしょしてやって欲しい。みんなでお互いの長所を作ってやれば良い。気持ちの問題ですかね?思いやる=認め合う等やはりなんか足りませんよね。ホントご賛同いただき嬉しいです。今晩は良い晩酌になりました。
Osama
全く同感です。
http://spaces.msn.com/members/entertainnment/PersonalSpace.aspx?_c=&_c02_owner=1
個性ってなんだろう?昔は野球の上手な子、水泳の上手い子、脚の速い子、勉強のできる子、ドッチボール得意な子、遊びのリーダー、昆虫博士、ピアノの天才、けんかの強いガキ大将・・・等々子供たちは各々を認め合っていたものだ。そればかりか仲間だけでなく先生、父兄たちも各々を尊重し、共通認識として持っていたと思う。

管理人さんの意見に賛成です。

付け加えさせて頂くならば、昔は今よりも人を思いやる心を持った人が沢山いたと思います。

殺伐とした時代でなかったからかもしれませんが・・・。

日本も古き良き気概を持った時代を顧みる必要があるのではないでしょうか?

PS.初めてカキコさせていただきます。何気に訪問したブログに、良い事が書いてあったので足跡を残す事にしました。
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