「博士の愛した数式」小川洋子

最近話題の本を読んでみた。
自分はあまり興味がなかったのだが、かみさんが読んでみたいということでそれならば・・・と読んでみる事に。
確かに、映画化とかいう話題性よりも「第一回本屋大賞受賞作」ということを考えれば面白いのであろう。興味が全くない訳ではないのかもしれない。受賞作は確かに優秀なものが多いのも事実だ。
淡々とすすむストーリーだが、なるほど数学というものがすごく面白くなりそうに感じる作品だ。内容どうのこうのよりも、「数学が１００倍楽しくなる方法」という表題で十分なほどで、恋愛やサスペンスや感動・・・などというものが全然感じられず、読破感はまるでない。
自分好みの作品ではないが、女性には人気になるのかもしれない。
でも野球や数学の話が多いので、女性にも？？？なのかなぁ～？