


皆さんこ存じの新世界の通天閣のやや東側にある今では寂しい神社・・・ここ安居神社があの徳川家康を最も恐れさせた武将・真田幸村戦死の地なのである。少数で一気呵成に家康本陣をつき、あと一歩で家康を討ち取るというところまで追い詰めながらも(ここで家康が討ち死にしたという説もあるくらいだからね)疲れ果て、ここ安居神社の聖痕尽き果て、松の木にもたれて休んでいたところを見つかったんのだ。



そして、「お手柄をあげよ」と越前松平家の下級武士に潔く討ち取られたと言われる。その当時の松は枯れてしまったと聞いているが、幸村の像の前に切られた松の株が残されている。おそらく新たに植えられたものだろうが、当時の雰囲気が少しでも感じられるのでこの手の演出は有りだと自分は思うけどね。真田殿ご苦労様でございました。
これにて「真田幸村戦死跡」の碑を後にする。




そのすぐ南側に大阪冬の陣では家康が、夏の陣では幸村が本陣とした茶臼山へ。しかし、茶臼山ってよく歴史に登場するよね?川中島合戦とか、気のせいか?多い名だ。たった標高26mの丘のような山だ。真田幸村はここから出陣し、疲れ果てすぐ山の裏まで戻ってきて力尽きたのだ・・・こうロケーションがわかってくると歴史がもっと楽しくなってくる。


茶臼山のすぐ横に通天閣が拝める・・・大阪の歴史を感じるシーンだ。しかし、今日は頑張って歩いた。左上隅が大阪駅や梅田駅のあるキタ、大阪城の北側に川などに守られ鉄壁、南側が弱点と幸村は早々に見抜き、真ん中くらいの三光神社の付近が真田丸のあった場所だ。そして、ずーっと南の終焉の地の安居神社、その前の緑色の天王寺公園の北側が陣を構えた茶臼山。こんな位置どりだ。
今回は頑張って歩いたもんね〜。結構キツかった。Googleマップ的には約8kmで90分コース。でも、実際はランチによったり、迷ったり・・・っと10kmくらい歩いてるのでは?いやぁ〜頑張った。途中雨粒何度も落ちてきて焦ったけどね。無事真田幸村史跡散策終了!
疲れた〜阿倍野のミシュラン大阪ビブグルマン獲得の店で休憩としよう・・・。
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