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「流浪の月」 凪良 ゆう!

2020年本屋大賞受賞凪良 ゆうさんの「流浪の月
とにかく話題作だ。ところが、個人的には本屋大賞にはあまり期待していない。特にここ最近の大賞作は個人的には駄作続き・・・「そして、バトンは渡された」「かがみの孤城」「羊と鋼の森」と自分的には全く響かなかった。どころか読み切るのに苦労した程だ。

勘違いのないようにコメントしておくが、その前(〜2015年)の大賞作は秀作ばかりだったからね、例えば「鹿王」「村上海賊の娘」「海賊とよばれた男」「告白」「ゴールデンスランバー」等々、魅力ある作品ばかりだった。最近なんだよねぇ〜期待できなくなったの。

j話変わって、では「流浪の月」はどうか? ずばり自分的にはえらく面白かった。止まらないなんて久しぶりだ。「事実と真実は違う」本作のポイントとなるキーワードだが、似たようなワードだが微妙に番う。何事も立場が違えば、見方が違えば、捉え方が違ってくることは明らかだが、相手側にとってみれば天と地の差が生じるようなことに発展して行く。これだけでは全然わからないだろうが、大変考えさせられるテーマだ。
どちらにしろ、すごくせつないストーリーだ。ドキドキもするし、ハラハラもするし、まったもできるし、すごく読ませるよくできた作品だ。但し、このテーマちょっと好き嫌いは出るかもね?
自分的には、今年一のオススメ作だ。

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