

お初天神は通称で、正式には露天神社。曽根崎のお初???これだピンとくる方もいるかな?元禄16年(1703年)にここの境内で実際にあった心中事件を題材に、近松門左衛門が人形浄瑠璃「曽根崎心中」を書きおこしたのだ。その悲劇のヒロインがお初・・・だから通称お初天神なのだ。


広く民衆の涙を誘ったこの作品はその後も繰返し上演され、未だに恋の成就を願うファンの方々が多いことから、恋人の聖地化している。画像からはわからないだろうが、普通の神社や寺とは雰囲気がまるで違う。とにかくピンクや赤が目立つのだ。そしてハートもいっぱい。



そして、曽根崎心中のお初と徳兵衛の銅像もある。おぉ〜なんだかすごいもてなし。当時の人形浄瑠璃がホント受けたんだろうねぇ〜。流石、近松門左衛門だ。



縁結びお守りや恋愛成就絵馬に、面白いのがお初の顔デザインの美人祈願の絵馬まであって面白い。自分がなりたい顔を描くんだって。このへんは大阪商人魂が入っているような?


裏門出れば、まさに典型的な大阪の賑やかな商店街・・・これぞっ大阪って感じ?とにかく看板等が出っ張って目立つ。そして、お初天神の案内垂れ幕も全く関係ない猫って?大阪ってよくわからん?