新人として初めて勤めた職場では毎朝、職場の人にお茶をいれて机上に配っていました。当番は平社員だけで男女の区別はありませんでした。
職員のなかに、誰が淹れても配られるお茶を何時も一口も飲まない男性職員がいました。その人はほとんど喋らない人でした。
新人の私は、飲まないってことは要らないってことだと思い、ある日その人にお茶を配りませんでした。そしたら、その人にではなく係長に注意されました。理由はよくわかりませんでした。
そのあと気を付けるようになりましたが、飲まなくても朝のお茶という形が大事だったのかと推測したけど…。
今日、よく似た出来事で家族に激怒され、このことを思い出しました。捨てるような味噌汁でもひとりだけ飲むな、だそうです。
ごめんと謝って、どうぞ飲んでって言ってもお味噌汁が欲しいわけではないと言う。これも形が大事なのかもしれないですね。