大好きなバンドが出るというので、初めての場所に出かけた。今回の出演バンドは7組、しかも全部電気楽器!相方は嫌がるかと思ったが、自ら進んで「僕も行こうかな」ですと。
会場への地図を、安惠駱明豊吉の駱ちゃんが作ってくれてたので、それに沿って、学研都市線の忍ヶ丘まで行く経路を探る。我が家からだと、淡路でJRおおさか東線に乗り換えるのがいいそうだ。そやったんや、もっと先、星田まではずっと京橋経由で行ってたがな。ま、淡路は相方がかつて住んでいた場所、久しぶりに見るのもええやろ、と思いその経路で行くことにした。
彼が住んでいた、駅近の長屋はもうないし、京都線と堺筋線の二本の踏切が並んでる場所も見慣れた風景ではない。でも、高架工事は遅々として進んでない感じ。で、駅を降りてJRまで数分歩く。そう、あそこは上等貨物線が通ってたところやね。
放出で乗換。座席に座ってすぐ、目の前の人が知り合いに似てる気がした。でもよくある思い込み(フェスの帰りにスーパーで流れてる音楽がブルーグラスに聞こえるとか)やと思ってた。でも、実はほんまにその方だということが、降りる時に判明。向こうも、あれ?と思ってはったらしい。行先は同じだったので、駱ちゃんの地図を見ながら会場へ向かう。すぐ近くの喫茶店にこんなサンタさん。よく似たのを最近何かで見た気がするが、ま、ええか。
会場は四条畷市民総合センター、
こんな子たちが迎えてくれた。
そして建物の中に入ると、またサンタさん
絵本作家、谷口智則さんの『100にんのサンタクロース』が、市内各所に登場するというプロジェクトらしい。お隣、交野の『おじいさんの古時計』の店前にもフィドル持ったサンタさんがいる。と、これはfbで見たんだけど。
肝心の会場は、まだリハ中で入場できないとのこと。しばらく待って入場になった。電車でご一緒だったHろこさんと一緒に、前の方の真ん中の席に座る。相方はトイレが行きやすいように端の席。
こんなすてきな背景
開始前だから、かと思ったけどそれにしても700人以上入るホールがちょっと寂しい。
最初はLogos & Pathos
SSKとの共演ライブで一度聴かせてもらった。曲はVo.のユカリさんが作られるらしい。すごいよねえ、詩はともかく、曲は私は絶対よう作らん。
そのライブの打ち上げの時にもお世話になったな。あまりお話できへんかったけど。
ひとりずつとりあえず撮ってみた。
この方とは前回ちょっとお喋りしたけど、ナターシャー好き、って言うてはった、よ、確か。
まさやんは客演とのことだったけど、SSKでは完全にめぐっちさんの後ろに隠れてはったんで、撮れて良かった。
某所でアルバム作ったので、サクッと次に行く。このバンド、オリジナルすてきやのに、歌詞が聞き取りにくかったのが残念だった。サビのところはちゃんと聞き取れたのだけど。
2番手は地元の先輩のバンド。というか安惠駱明豊吉の惠さんと駱ちゃん、そして探検隊のヒロPさんがフロントで、金森幸介カバーのみを演奏する、というバンドらしい。
まだ段取りしてるところかな。ここもひとりずつの写真を。駱ちゃん
先輩
ヒロPさん
Y美ちゃん
このバンドの時だけ、バンド紹介のアナウンスは、アケさんがやってはった。それ以外はY美ちゃんがきれいな声でウグイス嬢。ピアノの発表会やないんやから、と言われたらしいけど、格調高くてすてきやったけどなあ。アケさんも同じく。
駱ちゃんは、スチールギターも。
このバンドはまだ結成後、日が浅いらしい。でも、なんか自分たちが楽しくて仕方ない、と言ったワクワク感が客席に伝わるような演奏だった。コウスケさんの曲、って感じがしなかったのもあって、聞いてみたら、「アレンジはめちゃ変えてるよ」ということだった。次聴くまでに私ももうちょっと勉強しておこう。
そうそう、グラスホッパーというバンド名、と聞いたのと、バッタかキリギリスか、のイラストが付いてたので、てっきりGrass Hopperだと思ってたら、Glassやて。グラスを空ける、飲み干す、という意味?だとA石先輩は言うてはった。
次はKaznao & Friends
センターにヴォーカリストが3人、一人はアケさん
まん真ん中はポポちゃん、どこかのライブ打ち上げの場所で、A東さんに紹介してもらった。
もう一人、T子さん。話したことはないけど、何度もお会いしてるはず。
キーボードの方と
ギターの方、曲はこの方が作ってはる、と言われてたような。
ベースの方、
ここは、確か長居のローズライブで途中雨が降った時、聴かせてもらったと思う。三者三様のヴォーカルがすてきだった。(どうも歌にばっかり意識が行く傾向があるわたし。)
4番手、待ってました。SSK
いつもながらの流れるようなりゅうじ先輩のギター
鎌ちゃんのカッコいいベース
歌ってるところ撮れた!まさやん
そして、アケさん
めぐっちさん、これはMCしてるとこ?ギターは弾いてないな。
セカンドアルバムからがメインだったけど、Boyも聴けてシアワセ。実は、その頃めぐっちさんはたいへんなことだったらしいのだが、こちらからは全くそれはわからず、声もギターも違和感なしだった。
5番目は信太ボーイズ。なんと、アケさん90分出ずっぱり。
アケさんのダーリン、ゲンジさん。もう私の名前覚えてくれはったやろか。
このバンドはパーカッションが3人、反則やで、って誰かが言うてた。
アイコンタクト、の瞬間は逃した。
ゲンジさんの歌は、声に芯があるな、と思った。大音響の中でもちゃんと歌詞が聞き取れる。
ひとバンド30分の長丁場もそろそろ大詰め、ラス前はE-Motion
いーちゃんの歌、曲名間違えてたけど、ハッピーマン、が正しいんですよね?あと、一部小学生が歌えるようになった、ハマデラもすてきだった。
ギターは療養中のお父さんに変わって息子さんが。
キーボード、一人離れているのでもう少し真ん中に寄ったらええのに、と思ってたけど、
実はピアノも弾かれるからなのだ、と後に分かった。
どのバンドもそうだけど、ドラムスはちょうど後ろで陰になるので写ってない、ごめんなさい。
そして最後はLoof Top Sesshon
ギター、T永さん
ベース、H高さん、前も書いたっけ?ブルーグラス界に同姓同名の偉人、ちゃう異人がいる。
いつもめちゃカッコいいM地さん
歌とキーボードはジョージさん、だけど譜面で顔が写らない。
ブレてるけどなんとかこれで辛抱してもらおうっと。
なんと4時間半の長丁場。動いて撮るという手もあったけど、そうすると移動の間に聞き逃すところがあるかも知れない、と思い、ずーっと同じ場所に座ってたから、お尻が痛かった。エアコンも途中でかなり効きすぎで、寒いという声をいっぱい聞いた。相方は、風の来ない端っこの方に座っていた。後できいたところによると、エアコンが効き始めるのが遅く、めいっぱいかけててもリハの間は汗だくになってはったそうな。
終わってから、二人そろって、めぐっちさん、りゅうじ先輩の車に乗せてもらって、自宅近くまで帰った。その時、「実は演奏中、最後の曲の時、凄く胸が痛くて、このまま最後まで歌えるやろか、と思ったのよ」という話をめぐっちさんから聞いた。90分立ちっぱなしのアケさんは、痛み止め飲んで凌いだ、って言うてはったし、無理せんと病院行ってくださいね、という話で分かれたのだが、後日談があり、かかりつけで診察してもらったら、緊急入院になったとのこと。今、これを書き終わる時には退院されてるので大事なくてホントに良かった。何より健康が一番やなあ、好きな事をできるのも、身体がちゃんと動いてくれてこそ、なんやなあ、と改めて思った。