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こうやって並べると、感慨深いです。場所の移動や悪天候に負けず、よう続けてくれはった、おおきにやで、Y田兄弟。
という訳で、今年も行ってきました。っていうか実はマエノリです。土曜日、相方は仕事だったので、ルーティンの買い物には徒歩でひとり向かい、その後色んな用事を済ませて夕方自宅を出発。以前のブログにもありますが、たいていこのイベントの時には娘達が同行していました。でも、もう親に付き合ってはくれなくなったようです。上の娘は仕事がシフト制になり、土曜日が明けで眠いと部屋に入ってしまいました。下の娘は授業があり、翌日はサークルのイベントで外出とか。寂しく二人で出かけましょう。
蔵実に着くともうこんな状態。私は、別件で私宅の方にお邪魔して、店主夫人としばしお喋りです。5階まで初めて上がらせていただきました。すごくええお宅なんですが、これ以上年取ったら階段キツイやろなあ・・・。

戻ってきたら、こんなご馳走!ビールが進みますやんか。

なんか、ええ年したおっさん連中が、真剣なカオして楽器弾いてます。カウンターに横並び、ってところが不思議さを倍増してますね。

やっぱりやりにくかったらしく、今度は椅子を降りて始まるジャム

しゃがんで弾く方がやりやすい、のではなく、何か探し物をしているM田くん

ちょっと楽器は置いて落ち着こか、ってことになったみたいですね。

なんや、やっぱり落ち着かれへんねんやん。この近辺は住宅街なので、遅くまで騒ぐのはNGですよ~。明日が本番なんですからね。

一夜明けて、今年の会場は、これまでのどことも違ってメインステージのすぐ近所です。ってことは蔵実からかなりの距離があります。車道を通行止めしてホコテンになっている、その真ん中にステージができるわけです。

スタッフのお姉さんが看板を作ってくれています。

どのへんまで届くか、ちょっと音を出してみよう。

僕はそんなことは気にせず、ふだん触ったことない楽器が近くにあるから触ってみよう。

緋毛氈が届きました。ちょっとよれてるのでスピーカーの足で抑えましょう。

さて、出演者の皆さんとちょっと打ち合わせ。

雨つぶが一滴でも落ちてきたら、即!撤収しますので、PAはこの軽トラの上に運んでくださいね。

ちょっとマイクのテストしてみよか。

こちらのバンドは練習に余念がありません。

プログラム1番、アンクルさんことM谷さん

私は実際にどの辺まで聞こえるか後ろに下がってみました。

お手伝いはくらま楽器店主

M谷さんは、いつもこのイベントには参加されています。ずいぶん前からいいなあ、と思って聴かせていただいてました。音楽のこと、映画のこと、美味しいものと美味しいお店のことを書かれたブログも大好きです。

お客さまはちょっと寂しい感じですが、まだ始まったばかりだし仕方ないのかな。

仲良さげな団体が到着

ベース用のマイクをギターに向けているくらま店主と何かを指差し確認してはるM谷さん。

基本はオリジナルを歌われるので、日本語なのですが、足が地についた音楽、という感じです。私たちの大好きな古い懐かしい音楽の香りがする歌です。

一滴でも雨が降ったら蔵実に戻る、って話だったのに、もう何滴もメガネに当たってるけどどうするのかな?次のバンドはラブ・バード。でもメンバー揃ってません。S野さんひとりでステージに向かいます。

と、通りの向こうから残りのメンバーが。急きも慌てもせずのんびり歩いてくるN川くん。

ステージには助っ人も登場しています。

一息つく間もなくギターを抱えるN川くん。古い時刻表見て遅刻したのだそうです。

この裏でどうするかの相談がなされていました。ほとんど降ってないとはいえ、絶対に好転するはずのない天気です。いつ急激に崩れるかはわかりません。でもとりあえずデイジーヒルはこのままここでやるわ、と言いました。だって、広い車道の真ん中で歌える機会、ってそうあるもんじゃないですもんね。その後、撤収・移動、と決まりました。

花粉症が猛威を奮っています。その上薬を忘れたので、朝から水っぱなが止まりません。完全な鼻声で、キーを下げないとまずいかも。朝音合わせをして、ヘッドヴォイスの方はあまり問題がないことが分かったので、選曲はそのままで行くことにしました。

撮影は、アメリカ帰りのON田くん、ありがとう。

セットリストです。ここのステージは30分あるのです。
Somebody Stole My Gal
Little Annie
The Water Is Wide
Can't You Hear Me Calling
Danny Boy
谷間の灯
Tennessee Waltz
君へ。ありがとう

ちょっと一般のお客さまを意識した選曲です。熱心に聞いてくださっているご夫婦がいらっしゃって、後で話しかけてくださいました。何でも2年前のこのイベントで見たブルーグラスステージが気に入って、毎年野洲からこられているとか。ありがたいですね。

撤収のための張り紙を取りに行ったので、時間調整をしてくれ、と言われ、最後にMy Old Kentucky Homeを追加しました。

その後、ささっとPAは片付け、相方は楽器を積んだ車で、私は徒歩で蔵実へ向かいます。もう出番がないので、早速買い食いしつつ歩きました。
蔵実の店前では、おでんや酒類の出店が出ているので、それとバッティングしないようPAを用意。ケツカッチンの人がいる千日前から再スタート。

看板もちゃんと持ってきました。

ところが、メンバーが揃っていません。次が出番と知らないので、徒歩でのんびりしているようです。携帯でようやく連絡が取れたようです。

メニューはこんな感じ。焼くのたいへんだから、だし巻きはないのね?

店にあるミニドラムセット、近くのステージに負けじと叩いてみるくらま店主

ズージャみたいなことをやっている様子

で、千日前です。

雨も降ってないし、いい感じですね。


お客さまものんびり聴いておられます。立ち止まってくださる方もちらほら

またこの風景によう似合うこと。

横ではいつもの蔵実レディースがお店番です。

角度が難しくて、なかなか5人全員が入らないので、これと

これ位かな、全員写ってるのは。

続いて、地元滋賀のDeep River Bluegrass Band

ほんとはうちの次だったのに長いことお待たせしましたね。

出番のあと、話しかけてこられた方、なんとケンタッキー出身だそうで、とても流暢な日本語で、「楽しかったですよ、ケンタッキーを思い出しました。」と。思わずN田さん、「英語ちゃんと伝わってましたか?」って聞いてはりました。

お昼を食べようと、カツに向かったのですが、カレーもご飯も売り切れてしまった、とおかあちゃん。うどんかラーメンならできる、と言われたのですが、じゃあまた今度にします、と店を出ました。おかあちゃん、確実に私の顔わかってはりました。
商店街の出店の中で美味しそうだった、すじ入り焼きうどんを買いました。300円にしたらコスパ高いな、と言いながら食べる人。

店に戻ったらこのバンド。

最近ラジオ番組を始められたいづみさん。お忙しそうです。

前に回ってカメラを構えたら、「ようこちゃん、アップはあかん」って・・・姐さん、歌の最中でそれはナシですよ。

最初はA馬さん、K山さんとちーちゃん、いつものメンバーで、いづみさんのオリジナルを聴かせてくださいます。

K山さんとのハーモニー、とてもすてきですね。

そして4曲目からは、最近、院内コンサートのお仲間になったというディランさんを交えて

帽子かターバンかで隠れてますが、ディランさんは見事なドレッドヘアです。しかも長い。

サックスが入ってどないなるんやろ、ってちょっと思ってましたが、違和感なく聴けました。いづみさんのヴォーカルの懐が深い、というのもあるのでしょうが、実は色んな楽器がブルーグラスと相性がいいのかもしれません。

ディランさん、本名がディラン・ボブと言われるのだそうです。(奥様に聞いたので間違ってないはず。)お父さまがボブ・ディランがお好きだったようですよ。

久しぶりにいづみさんの歌をゆっくり聴けて良かったな。

その頃、店の中ではけっこうな騒ぎが起こっていました。

地元のM田くんのギターです。ヘッドのところがえらいことになってます。楽器を直す(作る)人が何人もその場にいたのですが、皆一様にうーんと首をかしげてます。

そんな人様の不幸を写真に撮って、ブログのネタができた、と思っていた私に同じくらいの不幸が襲ってくるとは露知らず・・・。
いづみさんのステージは続いていますが、ちょっと雨がきつくなってきたみたい。

続いて、Bluegrass Mountain Boys改めNew Grass Mountain Boys

今回、ここのバンマスの要請で、たくさん写真を撮っています。

何か特別なネタがあって撮ったワケじゃないので説明はほぼスルー。












トリは DAWG EXPERIENCE

大きな声では言えないんですが、このバンドが始まった直後、ずっと気になっていた向かいのお店に入りました。可愛い雑貨と洋服の店。入ったが最後、物色し終わるまで出てこられません。気がつくと、K村夫人S保ちゃんと、某国王妃まで店内に。3人揃ってお買い物、でした。
なのでちょっと写真が少ないです、ごめんなさい。

なになに?この笑顔。

最後の方はちゃんと聴きましたからね。

さすがは地元民のY村くん、ふだんから出入りしている蔵実の親方が「今日は出番ない」と寂しそうなのに気づいてたようです。

親方登場!

嬉しそうに歌ってます。

おお、兄貴も登場。新しい楽器持参です。

さあ、すべてのプログラムが終了し、そろそろ帰り支度です。車を取りに行った相方が戻ってきたので、楽器と荷物を抱えて外に出ると、「もしかしたら電車で帰らなあかんかもしれん。」
・・・・!!!何それ?
駐車場の車止めにぶつかったんですって。何か変な音をさせながらここまで運転してきました。持つべきものは車に詳しい友達やねえ。趣味がバスを直すこと、というN口くんに見てもらったところ、取りあえず応急処置が出来そうとのことでした。

彼が工具を取りに車に戻っているあいだに、親方ともうひとりの方がタイヤを外しておいてくれました。

戻ってきたN口くんの手によって、ちょっとハンドルが歪んでるけど普通に走れる車に変身したのです。この車に乗って無事大阪まで帰り着くことができました。

しんちゃん、N口くん、ほんまにありがとう。そして今年還暦なのにいつまでこんなことやってんねんな、な相方さん、しっかりしようぜい。