イーハトーボの劇列車 2013.10.16
台風で大変な状況でドキドキしながらも、劇場に向かいました。
井上ひさし作 鵜山仁演出
宮沢賢治の生き方を描いた舞台
田舎と都会で、どうやって生きていくか。
物理的には仕事とか、精神的には宗教とか
どうやって生き、どう朽ちて行くのか・・・
舞台は最初にキャスト全員が立ち、
この舞台はこんな事を表現しています。
それが何となく分かるという事もあれば、全然分からないこともあるかも
しれません。それはそれでよいんですよ・・・
から始まります。
舞台には斜めに傾いた楕円形の台があり、その上でお芝居されていました。
電車の中の様子、賢治の下宿や病院も。
私はやはり芳雄君に目が行ってしまうので・・・^^
StarSブログでも写真UPされていた
舞台最初のブーツ ゴム長姿で出てきました。
その後は学生服やスーツと段々成長していく様子が分かります。
なんといっても芳雄君の花巻弁に凄く癒されましたね。
「・・・なっす」
「・・・はんで」
東北弁って温かくて心に染み渡る感じがします。
(TVのあまちゃんの台詞も凄く好きでした)
芳雄君もですが、皆さん台詞が多くて、それを聞いている様子を見るのも
楽しかった。
真剣に相手の言葉を聞いて頷いていたりする芳雄君の表情が印象的でした。
芳雄君の熊の手が可愛かったなっす!
時々出てくる車掌さんが渡す「思い残し切符」
突然自分が死んでしまい、心残りだった思いがあった場合
その「思い残し切符」が発行され、それを生きている人が受け取り
その人の分も生きていく
「思い残し切符」って素敵な名前じゃないですか?
亡くなった方がのる列車が出る前、車掌さんに思い残し切符を渡すのですが、
最後に賢治も「思い残し切符」を・・・
死後の事が分からないのですが、そんな風に自分の思いが伝わっていくとしたら
と思うと、死ぬ事がすこしだけ怖くなくなりました。
舞台観た感想も上手く表現できない自分がもどかし・・・
パンフの鵜山さんのお言葉をお借りしちゃいます。
*******************
劇列車という言葉も大事です。
賢治を実際に花巻から東京へと運んでいく列車でもありますが
螺旋を描いてある目的に向かって上り詰めていく列車でもある。
その目的とは何なのか。
生まれる前の時間や、私語の時間も勘定に入れた時、人の一生は
いったい何処に向かっているのか。
********************
東京に住んでいたら何度も見たいと思う舞台でした。
井上ひさしさんの作品はプロレタリアート的な視線で描かれている
気がします。
なので自分に近いところで考えさせられる事が多いです。
「組曲虐殺」も私には大きな影響があった作品でした。
二都物語のシドニーカートンとはまた違った人間としての生き方を
教えられた、そんな事を思いつつ劇場を後にしました。
パンフレットは必ず買うんです。
自分の記憶があいまいになってしまいやすいんで^^
今回は劇場でしか買えないグッズがありましてね。
劇列車のポスターの絵と芳雄君の賢治写真がセットなった
栞・ポストカード・クリアファイル
あとその芳雄君のシルエットのトートバッグ
バッグはどんだけ有るんだい?ってくらいあるんですが
つい買ってしまうのでした。
台風で大変な状況でドキドキしながらも、劇場に向かいました。
井上ひさし作 鵜山仁演出
宮沢賢治の生き方を描いた舞台
田舎と都会で、どうやって生きていくか。
物理的には仕事とか、精神的には宗教とか
どうやって生き、どう朽ちて行くのか・・・
舞台は最初にキャスト全員が立ち、
この舞台はこんな事を表現しています。
それが何となく分かるという事もあれば、全然分からないこともあるかも
しれません。それはそれでよいんですよ・・・
から始まります。
舞台には斜めに傾いた楕円形の台があり、その上でお芝居されていました。
電車の中の様子、賢治の下宿や病院も。
私はやはり芳雄君に目が行ってしまうので・・・^^
StarSブログでも写真UPされていた
舞台最初のブーツ ゴム長姿で出てきました。
その後は学生服やスーツと段々成長していく様子が分かります。
なんといっても芳雄君の花巻弁に凄く癒されましたね。
「・・・なっす」
「・・・はんで」
東北弁って温かくて心に染み渡る感じがします。
(TVのあまちゃんの台詞も凄く好きでした)
芳雄君もですが、皆さん台詞が多くて、それを聞いている様子を見るのも
楽しかった。
真剣に相手の言葉を聞いて頷いていたりする芳雄君の表情が印象的でした。
芳雄君の熊の手が可愛かったなっす!
時々出てくる車掌さんが渡す「思い残し切符」
突然自分が死んでしまい、心残りだった思いがあった場合
その「思い残し切符」が発行され、それを生きている人が受け取り
その人の分も生きていく
「思い残し切符」って素敵な名前じゃないですか?
亡くなった方がのる列車が出る前、車掌さんに思い残し切符を渡すのですが、
最後に賢治も「思い残し切符」を・・・
死後の事が分からないのですが、そんな風に自分の思いが伝わっていくとしたら
と思うと、死ぬ事がすこしだけ怖くなくなりました。
舞台観た感想も上手く表現できない自分がもどかし・・・
パンフの鵜山さんのお言葉をお借りしちゃいます。
*******************
劇列車という言葉も大事です。
賢治を実際に花巻から東京へと運んでいく列車でもありますが
螺旋を描いてある目的に向かって上り詰めていく列車でもある。
その目的とは何なのか。
生まれる前の時間や、私語の時間も勘定に入れた時、人の一生は
いったい何処に向かっているのか。
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東京に住んでいたら何度も見たいと思う舞台でした。
井上ひさしさんの作品はプロレタリアート的な視線で描かれている
気がします。
なので自分に近いところで考えさせられる事が多いです。
「組曲虐殺」も私には大きな影響があった作品でした。
二都物語のシドニーカートンとはまた違った人間としての生き方を
教えられた、そんな事を思いつつ劇場を後にしました。
パンフレットは必ず買うんです。
自分の記憶があいまいになってしまいやすいんで^^
今回は劇場でしか買えないグッズがありましてね。
劇列車のポスターの絵と芳雄君の賢治写真がセットなった
栞・ポストカード・クリアファイル
あとその芳雄君のシルエットのトートバッグ
バッグはどんだけ有るんだい?ってくらいあるんですが
つい買ってしまうのでした。