毎年冬になると八ヶ岳を訪れるようになってしまい、
これまでに、北八ヶ岳を含めると十数回は八ヶ岳登山を実施しているものの、
冬季以外の無雪期に八ヶ岳を訪れたことがなく、
冬季八ヶ岳の美しさに魅了されてしまったと思われます。
正確に言うと、新潟県の冬とは大きな違いを感じてしまい、
それで毎冬に登りたくなるというのが本音のようです。
そして、今回は1月8日〜9日を利用して、
八ヶ岳最高峰の赤岳を登ってまいりました。
今回のパーティーは、女性もいたので、あまりハードなルートはできないと思い、
地蔵尾根の登りも下りも候補ら外し、
文三郎尾根のピストンです。
前夜は赤岳鉱泉にて1泊しました。
お酒好きのメンバーたち、それぞれが持ち寄ったお酒の量だけで半端なく多い😂
これを飲み干さないと、翌日も全て担いで登らなければならないからと、みんな一生懸命に飲んでいました😅
さて、翌日はみんなスッキリと目を覚まし、8時に小屋を出発。
女性1人が指先が冷えて痛いというので、赤岳は断念し行者小屋から駐車場に戻ることにし、
残りの6名で赤岳を目指しました。
やはり、冬季のルートは、階段も全て雪に埋もれてしまい、
非常に急勾配になってしまうのが、スリル感を感じます。
何だか杖を持ったお年寄りみたいな格好をしていますが、
急勾配のために、前のめりにならないと、立っているだけでも怖いので、無理はありません。
少し歩いてはピッケルでしっかり固定して休むを何度も何度も繰り返して、
ようやく登頂に成功です。
山頂からは富士山もはっきり見えました。
今年もいつもの冬とは違ってまだ寒さは少ないですが、それでも山頂付近の気温は氷点下15℃ほど。
ささやかな時間ですが赤岳山頂に滞在できて良かったです。