ごちそうが並んでいます。高知らしい具沢山のおそうめん他、お魚料理、ちらし寿司など色々。
昨年8月に初めてShikiは慎太の友人、田中優大君に会ったのでした。
この時はコロナ禍でもあり、外食は避けた方がいいのではないかと、臼井宅で料理を用意しての宴会(お酒なし)になりました。
臼井、慎太、田中くん、Shikiの4人でいただきましたが、もちろん余りました。しっかり残ったちらし寿司などをいただいて帰りましたよ。
田中君は、原著のギザギザハートのアスペルガー英語版(Jagged Heart Asperger's)の翻訳者です。視野が広く面白い人でした。
子供の頃でも、彼ならちゃんと慎太の「本当のところ」を見て、友達付き合いできたのではないかと感じました。
宴会の中で、慎太には私が普段見るのと変わりない部分も多々ありましたが、かなりリラックスして田中君と話している部分が見え、気心の知れた本当に大事な友人なんだなあと思えました。
ここでちょっとその英語版についての話を少し(Shikiは実はまだ流し読みだけなんですが)。
いろんな方面から語ってしまう感じになり、読者の皆様になちょっとわかりにくいかもしれません。でも私が伝えたいことは出来るだけ伝わってほしい!と思います。うまく語れるかな。
Jagged Heart Asperger'sは、Amazonの取り扱う電子書籍、Kindleで読むことができます。
登録されている書籍が読み放題になる、Kindle Unlimited にも登録されていますので、このサービスを利用されている方は追加料金不要で読むことが出来ます。
もちろん、電子書籍として1冊単位で購入いただくことも可能ですよ。
さて。
ヒトがコミュニケーションに使う「言葉」とはいえ、日本語と英語は全然違うものです。
それ故、意味の面ではは同じことを伝えられていても、日本語で書かれた原著の纏う雰囲気・空気までを他言語に翻訳して伝えるのはなかなか難しいと思うのです。
慎太を昔から近くで知っており、かつ臼井とも近い距離で話を何度もした、要は日本語使用者としての著者を2名ともを良く知っている人物が、翻訳を担当してくれたというのは、良い翻訳をする上でとてもラッキーなことだと思います。幸せな作品なんじゃないかな、と。なにしろよく知る人物の文章。翻訳者自身が、著者のもつ雰囲気も含めて訳すように、一語一語、単語、文型などを選択しやすくなるでしょうから。
だから、英語に興味がある方は、そういう観点とかからも、両方の作品を読み比べてみてほしいかな。
または、日本における、1人のアスペルガー症候群を持つ青年のサンプルとして。日本における精神科病院のプログラムでどんなことが行われているかのサンプルとして。英語を理解する、日本語使用者以外の方が読んでくださるのもありがたいですね。
色んなふうに、色んな視点から読んでみてほしい、知ってほしいですね。
多様性っていうのは、あらゆるシーンにおいて存在するのだ、という事を知る一助にならないでしょうか。
多様性がある事を知る=「例外」が珍しいものではない=ズレがあるからと排除するだけが正しいのではなく、受け入れたり考察することも必要なんじゃないかなー、なんて。
本当によくわからない語りになりました。眠いし……ひとまずおやすみなさい。
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