ゴールデンウィークに入りましたね?と言えるのかな?
4/29は昭和の日でしたね。祝日が土曜日に重なってしまったのがちょっと残念ですが、飛び石連休よりはいいのかな。5/1、5/2にお休みを入れられた方は、9連休を取れる方もいるのですね。
どこかにお出かけするのか、家で普段できないことをするのか……。
Shikiはちなみに昭和生まれです。Wikipediaによると平成は30年と113日間であったそうですが、30年を間に挟むとなると、随分と昔になったものだなあ……と思えてきます。
昭和と平成の間、そして20世紀と21世紀の間、平成と令和の間、いろんな節目があるものですね。
そして、この30年、いや20年、10年でもいろいろなところが世の中進歩しました。したはずです。
昭和の時代は終戦前のみならず、終戦後後何十年年経っていても、当然の事、下手すれば義務に近かったことが、今や「それは虐待です」とまで言われるようになりました。「ヤングケアラー」がその1例ですね。年上の子が下のきょうだいの面倒を見るなんて当たり前だったのです。もちろん、お手伝いとしてやってもらう分には、今もしてもらっていいものでしょうが……。昔は上の子どもは有無を言わさず子守はさせられたような気がします。お手伝いはともかく、ずっと子どもの時間を奪い続けて良い訳はありません。こどもにも、子どものしたいこと、しなければならないこと(宿題など)もあるのですから。
年長年少に関わらず、それぞれの子どもを尊重しようとする、今の風潮は重要だなと思います。何十年かで、この考えは定着してきました。
ここで「ギザギザハートのアスペルガー」の主人公、中原慎太のことで少し語りたいと思います。
慎太と私は、一回りと言わず年が離れているわけです。彼は平成生まれ。子どもひとりひとりを大切にしていこうとする風潮が少しづつ育っていく平成年間の中で、彼は成長しました、しかし、それでも慎太が虐待を受けていることを相談した相手は、悉く慎太の訴えを尊重せず流していたんですね。このことが、私にはとてもしんどく感じられました。世の中変わっているようで全然変わってないな、と思ったのです。
進歩しているはずなのに……個々のレベルでは苦しんだ子供が少なからず存在していたんだな、と。
平成も中盤以降になっても、まだまだこんなものだったんだな、と。
平成どころか、令和ももう5年目に入りました。新たに慎太と同じような辛い経験をする子がいなくなるよう、すでに辛い子どもができるだけ早く援助の手を差し伸べてもらえるように願うばかりです。
大人が、眼にした虐待に対しての対応方法を知っておくこと、大人本人がしんどい時に頼れるものにアクセスしやすくしておくこと、などなど、情報はとても大切ですね。
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再掲の情報ですが、2023.11.22(水)~26(日) に、ギザギザハートのアスペルガーが、東京の下北沢711シアターにて舞台上演されます。
現在鋭意準備中ですが……上演に関する資金についてはまだまだ厳しい状況です。
そのための寄付を募らせて頂いています。
口座は、「ギザギザハートのアスペルガー」原作著者、臼井志乃の運営する、薬剤師と病院などのマッチング業を行う「スウィッチ・エージェンシー」のものになります
舞台「ギザギザハートのアスペルガー」上演応援寄付金
受付口座
四国銀行 木屋橋支店 普通 5181274
スウィッチ・エージェンシー 代表 臼井 志乃
(シコクギンコウ キヤバシシテン 普通 5181274)
(スウィッチエージェンシー ダイヒョウ ウスイシノ)
どうぞよろしくお願いいたします。
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