DD会-(ギザギザハートのアスペルガー応援ブログ)

DD会のブログ。発達障害や精神障害への理解促進活動・応援をしています。

ギザギザハートのアスペルガー よもやま話2

2023-03-18 22:35:00 | 日記
DD会広報担当、Shikiです。



ごちそうが並んでいます。高知らしい具沢山のおそうめん他、お魚料理、ちらし寿司など色々。


昨年8月に初めてShikiは慎太の友人、田中優大君に会ったのでした。

この時はコロナ禍でもあり、外食は避けた方がいいのではないかと、臼井宅で料理を用意しての宴会(お酒なし)になりました。


臼井、慎太、田中くん、Shiki4人でいただきましたが、もちろん余りました。しっかり残ったちらし寿司などをいただいて帰りましたよ。


田中君は、原著のギザギザハートのアスペルガー英語版(Jagged Heart Asperger's)の翻訳者です。視野が広く面白い人でした。

子供の頃でも、彼ならちゃんと慎太の「本当のところ」を見て、友達付き合いできたのではないかと感じました。


宴会の中で、慎太には私が普段見るのと変わりない部分も多々ありましたが、かなりリラックスして田中君と話している部分が見え、気心の知れた本当に大事な友人なんだなあと思えました。


ここでちょっとその英語版についての話を少し(Shikiは実はまだ流し読みだけなんですが)

いろんな方面から語ってしまう感じになり、読者の皆様になちょっとわかりにくいかもしれません。でも私が伝えたいことは出来るだけ伝わってほしい!と思います。うまく語れるかな。


Jagged Heart Asperger'sは、Amazonの取り扱う電子書籍、Kindleで読むことができます。

登録されている書籍が読み放題になる、Kindle  Unlimited にも登録されていますので、このサービスを利用されている方は追加料金不要で読むことが出来ます。

もちろん、電子書籍として1冊単位で購入いただくことも可能ですよ。


さて。

ヒトがコミュニケーションに使う「言葉」とはいえ、日本語と英語は全然違うものです。

それ故、意味の面ではは同じことを伝えられていても、日本語で書かれた原著の纏う雰囲気・空気までを他言語に翻訳して伝えるのはなかなか難しいと思うのです。

 

慎太を昔から近くで知っており、かつ臼井とも近い距離で話を何度もした、要は日本語使用者としての著者を2名ともを良く知っている人物が、翻訳を担当してくれたというのは、良い翻訳をする上でとてもラッキーなことだと思います。幸せな作品なんじゃないかな、と。なにしろよく知る人物の文章。翻訳者自身が、著者のもつ雰囲気も含めて訳すように、一語一語、単語、文型などを選択しやすくなるでしょうから。


だから、英語に興味がある方は、そういう観点とかからも、両方の作品を読み比べてみてほしいかな。

または、日本における、1人のアスペルガー症候群を持つ青年のサンプルとして。日本における精神科病院のプログラムでどんなことが行われているかのサンプルとして。英語を理解する、日本語使用者以外の方が読んでくださるのもありがたいですね。

色んなふうに、色んな視点から読んでみてほしい、知ってほしいですね。


多様性っていうのは、あらゆるシーンにおいて存在するのだ、という事を知る一助にならないでしょうか。

多様性がある事を知る=「例外」が珍しいものではない=ズレがあるからと排除するだけが正しいのではなく、受け入れたり考察することも必要なんじゃないかなー、なんて。


本当によくわからない語りになりました。眠いし……ひとまずおやすみなさい。


ギザギザハートのアスペルガーよもやま話1

2023-03-16 17:25:00 | 日記
DD会会員のShikiです。私が主にブログを書かせていただきます。

ギザギザハートのアスペルガー、この本の人名や病院名などは、著者の臼井志乃本人以外は仮名になっていますが、本当にノンフィクションなのです。

Shikiは、実は臼井が土居病院に勤務しているいる頃に入院しており、また主人公の中原慎太が回復していく過程をデイケアでリアルタイムに見てきた一人でもあります。

デイケア参加当初の「関わると面倒そうだな。放っておこう」と思わせる、完全なる拒絶の空気を纏っていた中原が、メキメキと対人力を取り戻していく姿は、確かに驚くべきものでし

私は半年強デイケアを週3、4日利用した後、就業。就業してからも週1でデイケアに席は残してもらっていたものの、体調不良などもありかなり出席回数は少なくなってしまっていました。
だからその間に臼井が土居病院を退職したことも知らなかったのです。

中原の自伝を元に臼井が本を出した事を新聞で知り、購入。その事をたまたまデイケアに行った日に中原に伝えたのでした。

そして後日別のデイケアの日に、Shikiが関心を持っていそうだから、と中原が教えてくれたのが臼井のWeb講演でした。

Web講演を見て、これの感想を伝えよう、とSNSからDMを臼井に送りました。

そこから意気投合し、連絡先交換しました
実際に久しぶりに臼井に再会。私が臼井に専門家としてのアドバイスをもらったり、色々感想や意見、アイデア(そして山のような与太話)を出したり、の友達付き合いが始まりました。

ギザギザハートのアスペルガーについて、本を読む人だけでなく、読むのが苦手な人にも知ってほしい、という臼井の言葉。
NHKがドラマにしてくれないかな?オーディオブック化は?演劇にしては?などなど。
そういう、他のメディアへの進出のアイデアも色々と出たのでした。

自己紹介

2023-03-16 10:37:25 | 日記
はじめまして。

DD会の、広報担当のShikiと申します。

DD会は、LINEでの連絡網のグループ名です。
始まりこそ
Developmental Disabilities(発達障害)ですが、そこから
Double Deck (二階建て/ 障害があってもその上に何かをプラス)
Dream Dreams(夢を見る)
に進んでいこう、という意味が込められています。

DD会の一員、臼井志乃の著作「ギザギザハートのアスペルガー」は、アスペルガー症候群の青年の自伝をもとに、臼井が解説などを書き加えた作品です。

その作品が、2023年11月に舞台上演が決まりました!

 DD会ではは舞台「ギザギザハートアスペルガー」を応援します。