ほとんど迷わずに着いてしまい、外で少し待つ。こじんまりとした大使館の部屋でのイベントはホームパーティ的な規模で、むしろ様々な参加者との交流にはちょうど良い規模。女性参加者も多く、華やいだ雰囲気。
軽く主催者のごあいさつと説明があった後、大使自らのキルギス共和国の紹介。天山山脈の麓の高地国家、スキーなどのアクティブな観光スポットが多いとのこと。
質問タイム、あぁいろんな方々が参加してるんだなあ、と分かる。欧米に比べてマニアックな存在感の国なので、商社とか外務省関係者とかアカデミックな研究者とかが多いのかと思ったが、普通に海外旅行好きな方やスポーツ選手などもたくさんいらっしゃる。まあいずれにしても自分みたいなシステムエンジニアはいそうにないことに変わりはないが:-)
大使のスピーチは最初英語だったが、すぐにキルギス語になり、通訳なしでは全く分からない(汗)。日本語と同じアルタイ語族とのことだが、さすがに日本語に似てると言う感覚は薄く、モンゴル語か、ほんの少しだけハングルに似てるかな、と言う感じ。あと、やはりソ連支配が長かったせいでロシア語からの借用語は多そうだった。
さてキルギス料理の立食会、キルギス人はかなりの肉食らしい。ホテルの立食だとそれなりの量を食べる私には物足りないのだが、ここではお皿一杯で満腹になれる。あと、なんと言っても白いハチミツ。高山に育つ植物からしか取れないらしい。でも成城石井には置いてる、と言う話も(^_^)米料理、麺料理も出たが、米はそれほど食べないらしい。と言うか果物はあったが野菜は漬物くらいで、日本人の感覚とはかなり異なる。つまり、食に最大のエキゾチズムを感じる。
クイズタイム。結論から行くと景品ゲットはならずだったが、いい線まで行ってはずした。キルギスと国境を接する国は中国、カザフスタン、ウズベキスタン、とここまでは良いのだが、トゥルクメニスタンじゃなくタジキスタンなんだよね。
民族音楽演奏。日本人だが、ちゃんとキルギスまで行ってコムス演奏法を習ってきたお二人。これまたマニアックにヤバい。鉄口琴、モンゴルの民族楽器としてテレビでは見たことがあるが、生演奏はヤバい。この楽器、旋律はないんだよね。響きのバリエーションだけで聴かせる楽器。これは西洋音楽しか聴いてないとカルチャーショックだぞ。あと、弦楽器のコムスもヤバかった。旋律が中央アジア独特な味わいと言うのもあったが、あの演奏バトルのパフォーマンスがムッチャカッコエエ!あれはロックギターパフォーマンスに取り入れたらメッチャカッコイイはず。
と言うことであっという間の3時間。いろんな方とお話もできたし、濃くて楽しい時間でした。下手に飛行機乗るより、この方が外国を深く理解できる、と言う点で有意義かつ楽しい。
麻布十番での二次会のお誘いもあったが、まだ深夜残業続きの体力回復が十分ではないので、私はここでおいとま。異業種交流的な活動はあまりしなかったが、継続的に参加して顔見知りになる方が良いのかもしれない。
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