DEEP ACIDなんでもかんでも日記・ヤプログ!より移行

ルーヴル美術館展@六本木・国立新美術館

 とりあえず六本木の国立新美術館へ行って、ルーヴル美術館展かマグリット展を見に行こう。ダブルヘッダーも考えたが、特にルーヴルはボリュームがあるので無理はしないでおこう。
 と言うことでルーヴル美術館展を選ぶ。開始直後の2月は激混みと言う噂を聞いていたが、GW前で落ち着いている頃だろう。
 やはり相当宣伝もあったので、中高年層ばかりでなく若いカップルも少なからずいた。
 やはりルーヴル、最初は古代の作品か、半ば博物館だからな。
 今回のテーマが風俗画、つまりメインは17~18世紀の作品。もちろんお目当てはJohannes Vermeerの「天文学者」だが、無名作家の作品も大量に展示されている。無名作家の作品もレベルは高く、さすがルーヴル、とうなる。
 しかし、この頃の風俗画が保存されるためには“道徳的メッセージ”と言うものが必要だった訳で、なんと言うかある種の説教臭さみたいなものが作品の並びに漂っていて、個人的には全面的には受け入れられなかった、と言うのが正直な感想。中にはそういう説教臭さを超えたずば抜けた1枚の絵画に込められたストーリーテラーっぷりに舌を巻くような作品もあったけど。少なくとも印象派の作家はコローだけ。
 フェルメールの天文学者も重要だったが、個人的にはレンブラントの方が良かったかな。
 そんな訳で、期待が大きすぎて、気持ちと作品がうまく噛み合わなくて、あまり楽しい展覧会とは言えず、残念。やはり個別の作家の展覧会の方が集中力切れずに鑑賞できるのかな。と言うことで次回はマグリットを観に来よう。遅い昼飯はウェンディーズ、ハンバーガーはウェンディーズしか認めない自分は六本木と曙橋以外ではハンバーガーは食べない(笑、ファストフードじゃないハンバーガーは除く)ので、久しぶりだ。
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