DEEP ACIDなんでもかんでも日記・ヤプログ!より移行

メトロポリタン美術館展@東京都美術館

 メットの展覧会を観に東京都美術館へ。途中書泉グランデに寄り有村架純のカレンダーイベント整理券をゲットしようとしたら、なんと完売御礼だった。悔しいけど彼女のような正統派美少女が評価されることはいいことだ。
 夕方の美術館は少し落ち着いている。ただし終わりが切られるから(17:30終了)最後の方はあわただしくなるかも知れない。
 メットもまた先日のリヒテンシュタイン展同様、ピュアな美術展ではなく、人類史的観点からの展覧会であった。メソポタミアやエジプトの古代文明が絵画美術と並列される、「自然」というまさに博物学的な切り口がアメリカの代表的な美術館のスタンスなんだな。個人的には前半からRembrandtが来たのにびっくりした>Flora。画家のネームバリューを脇に置き、メット独自の歴史観、審美観に則った配置は新鮮と感じる前に少々違和感、だって僕はツタンカーメン展を観に来たんじゃないから。
 その後も無名作家の作品に混じってビックリするような画家の作品が現れるので、そんなサプライズを楽しみに鑑賞してる感じ。若かりし日のゴッホが手本にしていたのが農業礼賛作家のJean-Francois Milletだったとは意外。そしてアメリカにも農業礼賛の作風の作家も。
 骨董的文物と絵画作品の融合はむしろ学童教育の観点でもあるようで、小学生向けにメモようホワイトボードを貸し出してるみたいだ、さすがに自分の鑑賞中に小学生は見かけなかったが。ルノワールなんかは印象派でも裸婦や人物画の方が知られているが、モネ風の風景画も悪くない。クールベが意外と静かな印象の風景画だった。
 と言う訳でやはり最後は館員のアナウンスで急かされる。美術館を出るとすっかり日が暮れていた。駅と反対方向へ。美術館裏に猫のたまり場発見、カップル猫がいちゃついてました(笑)。おっと、芸大美術館の「尊厳の芸術展」も観に来ないと。
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