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予想通り新印象派展はそんなに混んでない、やはり印象派に比べるとやや地味な人気(その代わり併設の小中学校展が親御さんたちで人気)。
いきなりモネが海の崖の風景画。画風はモネだがモチーフがかなり異色。新印象派の代表的な作家と言えばGeorge SouratとPaul Signac、さらにCamille Pisarro。特別好きではなくても、やはり気になる画家たち。見事に風景画のオンパレード、観客も少なめで落ち着く、まさに癒しのための展覧会、今の自分にはこういう展覧会での安らぎが大事。
上述の大家以外ではMaximillien LuceやJanTooropなどが気に入った。リュスは色使いも好きだが、モチーフに工場萌えみたいなテーマもあって楽しい。トーロップはマロニエの木を描きながら、空の雲の色がピンク、何か桜を意識したジャポニズムな作品に思えて強烈な印象が残った。
午前中の財布を忘れるトラブルでひどく心が参ったが、この展覧会で心の洗濯ができた。帰り道も冬晴れの空の下の上野桜木町界隈を散策しながら駅へ向かった。