そして、その次のクラシコっぽいのは、Jリーグ設立前後の「読売対日産」という戦いであったね。Jリーグの開幕試合が「ベルディ対マリノス」であったことは皆様十分ご承知の通り。でも、残念ながらというより幸せながら日本という国のJリーグは、どこのチームでも勝つチャンスがある。「クラシコ」というのは、本当の意味でその国を代表するチーム同士の試合なのである。それは、ある意味国の不平等を象徴する戦いでもある。
イタリアのサッカーリーグであるセリエAでの代表的な試合は、イタリアンダービーと呼ばれるトリノのユベントスとミラノのインテルミランという宿敵同士の戦いが特別な試合なのである。通常ダービーマッチというと同じ街での試合を言うのだが、セリエとリーガは特別なのであるね。
さて、寝ぼけ眼の午前4時にキックオフされた試合はホーム・スペインの首都マドリッドの銀河系集団であるレアルマドリッドとカタロリアの民族運動の中心地、バルセロナのチーム、バルセロナとの国を挙げてのダービーマッチ。対戦はすでに一世紀近い歴史を持つチーム同士の対戦成績は、ややレアルが有利であるが、近年はほぼ互角の戦いをしている。
そして、試合だが表題通りのロナウジーニョの一人舞台で、ベッカムもロナウドもジダンも霞んでしまった。彼の左からのドリブルを止められるディフェンダーはもうこの世界にいないのかもしれないと思わせる位、異次元に彼はいた。サッカーのピッチ(グランド)はいちおう三次元である。でも、人間がいくら飛んでも1mがせいぜいの戦いであるから、地球規模でいったら二次元の世界なのだね。しかし、サッカーという遊びでは5cm、10cmの高さの差、そして0.何秒のさがすべてを決めるから面白いのである。1cm違ったら異次元と思っていたらロナウジーニョはたぶん10cm以上違うのです。世界が十倍違うのですよ。見てください。ほんとにすごいから。
ついでですが、日本の化け物が復活しました。ドラゴン久保です。もう、心配ありません。代表もマリノスも心配いりませんよ。
最新の画像もっと見る
最近の「ア式ソッカー同好会」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
- 暇人日記(2)
- 農業用モノレール・モノラック(5)
- 49sec.movie series(4)
- 新浦澤鐵道奇譚(13)
- カキモノ(7)
- たまには音楽(2)
- 爺でもゲーム!(0)
- Nゲージレイアウト 製作記(0)
- 病気自慢(0)
- 病気自慢の集い(2)
- ほいとぼのブラ街歩き(30)
- 写真・絵日句教室(83)
- 小樽探求アカデミー(35)
- 鉄チャン喫茶室(96)
- 乗り物倶楽部(19)
- ねこブーム(2)
- 路地フェチズム資料室(3)
- こりゃなんだ研究所(50)
- ほいほいニュース(172)
- おもちゃん箱管理室(0)
- 城南地区郷土史資料館(59)
- 源流探求研究室(15)
- 秋葉的考古学研究所(5)
- ディープOKINAWA(27)
- ちょいまじ意見箱(6)
- 箱入り玩具研究所(8)
- B級グルメ相談室(52)
- 目皿コレクション(0)
- お得ものお奨め本部(10)
- ガメ廃人喫茶室(5)
- 珍問答(2)
- iPhone体験教室(27)
- なつかし本棚屋(8)
- たわごと会議室(81)
- とと研(12)
- 3Di研究所(2)
- お好み個展(3)
- ア式ソッカー同好会(156)
- その他(41)
- 衝動買い促進協会(3)
バックナンバー
2014年
2004年