GAINWARDは、ホームページ上で「赤と金」のカラーリングを採用したGeForce RTX 3080搭載ビデオカード「RTX 3080 星極紅爵-10G」の製品情報を公開している。
3基のファンとバックプレートをメタリックな赤と金色に塗装しており、どことなくアメコミヒーローの「アイアンマン」を思わせるカラーリングとなっている。赤と黒、白と黒、黒と金、金一色のカラーリングはGAINWARDの現行ビデオカード搭載クーラーによく見られる組み合わせだが、赤と金の組み合わせは珍しい。
GAINWARDのWebサイトや微博アカウントなどを見ても、この色遣いについてとくにに何も言及していないので、Marvelのライセンスを受けてアイアンマンとコラボしているというわけではないようだ。
おもな仕様は、ブーストクロックが1,710MHz、メモリが10GB、バス幅は320bit、速度が19Gbps。接続インターフェイスがPCI Express 4.0 x16、電源コネクタが8ピン×2。映像インターフェイスはDisplayPort 1.4a×3、HDMI 2.1×1。最大消費電力は750W。
GAINWARDは台湾Palit Microsystems傘下のビデオカードブランドであり、国内ではかつてリンクスインターナショナルが代理店契約を結んでいたようだが、現在の取り扱いブランドの一覧には記載されていない。またRTX 30世代のビデオカードについても取り扱いがない模様で、どうしても欲しい場合は並行輸入や個人輸入を試みるしかないだろう。