神の手の提言 ――日本医療に必要な改革 (角川oneテーマ21) | |
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先月、私は知人から色々と聞いた結果福島先生にメールを出しました。福島先生は、医療活動の拠点をアメリカにおき、国内外で数多くの脳外科手術の成功事例を持つ。そのため、「神の手を持つ男」としてテレビ番組で有名になりました。内容は、昨年4月頃だったと思いますが、ある患者を福島先生が手術を執刀し、その結果「手術ミス」で患者が死亡した件でのメールです。
内容は・・・
メール内容貼り付け
福島先生 様 初めまして、新潟県の〇〇と申します。私は医師ではありませんが、先生の医療技術で沢山の命が救われていることは、日本人の一人として誇りに思っております。ところで、日本の医療は国民皆保険という世界に誇れる制度がありますが、私か感じることですが、日本の医療(医師会、厚生労働省含め)は何か閉鎖的で、本当に国民のためになっているのか?疑問があります。チョット病院にかかっても治療費が安いせいか、「すぐ病院」「すぐお薬」に依存し、また医師は、患者さんの「体を触らず、見なく、パソコン見ながら、ハイお薬」で終わる診察、「あなたはガンです」とお年寄りに「軽率に言う医師・・もう数え切れないことを耳にします。お医者さんの悪口を言うのはいけないことですが、あまりにも昔の医師とは患者に接する仕方が違うような気がします。また医師会、厚生労働省、製薬会社の癒着と医師会の閉鎖性には、本当に患者さんのためになっているの?疑問がわいてきます。詳しいことは長くなりますので書けませんが、医師に対する信頼が私に6万数千人の私の地域では酷い状態です。 先生が、昨年「医療ミス」とやらで告訴されたり、日本の大手バカ新聞に「イチャモン」つけられた事案は、この日本の医療の根本的な問題が物語っています。先生が医療ミスとやらで、訴えた患者側は、日本医師会の回し者であり、策略的な、ヤラセ事件と思います(証拠は提示できませんが。私の知り合いのカリフォルニア大学卒の医師や他の立派な医師から聞いたことです)。当然、日本医師会は、先生の「技術」を快く思ってはいないはずですの・・・・。先生も日本の医療の問題はお分かりだと思いますが、先生にとって、日本の医療の根本的問題(行政、医師会、製薬会社含め)は、何とお思いでしょうか、また先生の思い、解決する具体的案がありましたらお教え下さい。
追伸 たくさんの患者さんのメールでお忙しいと思いますので、お時間があれば・・・こんなくだらない質問は、無視して結構です。 貼り付け終わり
先生からは、私みたいな医師でもない者にも、メールのお返事があり(省略します)、今ご紹介の著書をサインいりで送ってくださいました。この本は、私が常日頃今の医療制度の問題を感じていることに対しての改善策が書かれていましたのでビックリしました。メールについてはこの辺で終わりにします。
報道によりますと、世界の「スーパードクター」で“神の手”を持つとして天才脳外科医の福島孝徳先生が、脳腫瘍の摘出手術を失敗し患者を死なせたとして遺族に訴訟を起こされ裁判中とのことです。遺族の訴えによれば、兵庫県姫路市の女性が福島孝徳先生の手術をを受けた際に、福島先生が切除部位を間違い、正常な細胞を摘出したため術後10か月で死亡したとのことです。
私はいろいろな医師(国内海外卒の医師)に聞いたところ、その「手術ミス」は、医師会がわけの分からない「患者」を福島ドクターにあずけて、手術をさせたそうです。亡くなった患者は脳の疾患がいくつかあって、その片方を手術し、その結果もう片方の部位が悪化したことにより死亡したようです。要は、医師会が福島先生を「ハメルために」送り出した患者であることが分かりました。日本の医師会にとって、福島先生のような腕のよい医師が日本であまりにも有名になると、困るのです。日本の教授陣(医局)の立場がなく、居ては困るという感じです。日本の医局制度は「超閉鎖的で」教授より腕のある医師が出ると潰しにかかるそうです。私の知り合いのアメリカ カリォルニア大学卒の医師からも聞いたことがありますが、日本の大学教育は先進国最低だそうです。
ということもあり、このような福島先生が犠牲となったわけですが、先生は「よく分かってらっしゃる」ようで、すべて隠し事なくオープンな先生ですので、この件に関しては、手術事態の「ミス」は認め(これ以上の争いを収めるため)、死因については争っているようですがその後どうなったかは不明です。なぜこんなに日本の医療は閉鎖的で、技術のある国外の有能な医師から学ぼうとしないのか、患者がかわいそうです。
この本の内容は、
1 手術をすべきでない技術のない医師が手術をして患者さんの人生を奪っている。
2 医局制度は即廃止しないと患者にとっては不利益
3 臨床医を育てない日本に医学教育が悪い、有能な臨床医は育たない。論文だけで偉くなって患者を治せない。
4 日本の医療費は安すぎて、医師が可哀想である。これでは若い医師が育たない。
5 混合診療を認めるべきである。
6 全国の脳外科医は「ハンディーキャップ制」を導入すべき。(医師の技量により、難易度により手術を制限)
7 寿命は医師で決まる。これ以上不幸な患者さんを増やさないために改革が必要。
以上の概要ですが、読めば今の医療の問題が浮き彫りになってきますので、是非興味のある方は読んでいただきたいです。
先生から頂いたこの本に書かれたサインは、
〇〇 〇〇 様 「前進 改革」 3,22,2012 サイン
先生は、365日休みなく世界で働いているそうです。患者さんのために
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