でんでん伝助のこの世は闇だらけ

中高年よ大志をいだこう!若者よ、日本に立派な指導者が現れるまで、今は我慢だ。

「イヤな気持ち」を消す技術 苫米地英人著

2013年03月13日 | 書評
「イヤな気持ち」を消す技術
クリエーター情報なし
フォレスト出版

「イヤな気持ち」を消す技術 フォレスト出版  苫米地英人著

認知科学者・脳科学者として具体的な悩みを解決するための、心の持ち方、考え方を表した書籍と思います。苫米地さんは2年前の東日本大震災時、自分のブログで、PTSDやトラウマを解消するよう書き続け、国行政、国民がそれを読んで、参考にしたり、「安心した」と好評であったそうです。

・記憶とは何か、いやな記憶と付き合っていく方法。

・悲惨な体験をトラウマにしない方法

・うつ病は場合によってはすぐ治る。大切なことは、「自分に都合よく統合するのも、都合悪く統合するのも、それはすべて自分がやっていることだと、はっきり自覚すること」

・うつ病の方で、「自分のうつ病が正当化され、その状態にとどまっていることが心地よい」と感じてズルズルハマッテしまう。これには、自己責任という特効薬で治ることがある。

・登校拒否の治しかた

・緊急時に平常心を保つ方法 (すばらしいと個人的に思います)

国行政がやること。①緊急事態が発生したとき、最初に「最悪の可能性を伝える」(隠さない)それが時間とともに改善していっていることを数字で示す。 ②「危機を終息させます」とは約束しない。状況の不確定性を国民に知らせ、その問題解決のプロセスのみ伝える。 ③問題解決のプロセスの進捗状況、改善状況をデーターで継続的に伝える。 ④恐怖を認め人々の目の前恐ろしい事態に関連する文脈情報を与える。



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