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公立高校入試制度を解説する①

2013年02月24日 | 教育情報
 入試制度は、大変複雑化している。その内容を理解できない生徒も多いと思う。そこで、いっぺんに内容紹介をせず、パート毎に区分して数回に分けて解説してみましょう。
第1回
 今回は、内申点について説明しよう。内申点とは、通知表に記載されている科目毎の評点を思い浮かべてみて欲しい。9科目が各教科5点満点で各学期末に皆さんに手渡されている、いわゆる通知表の点数だ。 9科目を、もし好成績ですべて5点満点が取れたとすれば合計45点となる。これが最高点だ。では、この通知表の点数が高校入試に、実際どう反映されていくのでしょう。まず各年度は一般名的には3学期制か、2学期制である。これは各市町村の公立中学校によって異なります。ある学校は、3学期制で1、2学期は中間テストと期末テストの2回の定期テストを実施する。3学期は期末テスト1回のみ。また、別の学校は、1年考え方2学期に分け、中間テストを行わず、期末テストが年に2
回だけ実施されるという高校もあります。いずれにしろ、各年度の最後に、その年度の学習の記録が45点満点として記録されます。仮に1学期は数学3でも、2学期以降に5が取れれば、5がつくはずです。もちろんテストの点だけではなく、その科目への意欲やまじめな取り組みの姿勢、授業態度や提出物をきちんと提出しているかどうかなども影響します。こうして各年度毎につけられた評点は、実は高校入試に、あなたの持ち点として生かされてきます。では、この持ち点はどう生かされるのでしょう。
 この生かし方が、実は高校毎に異なっています。仮に、川越高校と川越女子高校で比較してみましょう。
 ①川越高校の場合
  1年、2年、3年毎に最後にまとめられて浸けられた学習の記録、満点が45点ですが、
その点数を比例換算します。   合計
 ★ 1年 : 2年 : 3,年 = 1 : 1 : 3 = 45  :  45  :  135  (225点)
というように3年生の時の成績を、2倍にして換算しています。これは、3年生の時のむ成績を最も重視するという意味になります。
②川越女子高校の場合 合計
 ★ 1年 : 2年 : 3年 = 1 :  1 : 2 = 45 : 45 : 90 (180点)
つまり、川越高校と川越女子高校の学習の記録の合計は、45点の開きが出てきます。
自分が受験しようと考えている各学年の比例配分が、どうなっているかを一度確認してみましょう。
パソコンが使える生徒は、県の教育委員会の 高校入試についての「公立高等学校入学者選抜における各高等学校の選抜基準」で検索すれば、高校別にみることができます。学校や担任の先生、あるいは塾の先生に聞いても分かります。

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