Welcome 小中学生対象・少人数制 第1期生募集  「未来への一歩 島村塾」

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川越市立美術館協議委員

2013年02月05日 | 教育情報
 美術館の歴史は、西欧中心に19世紀以降に宗教画や新しい芸術の流れとしての絵画を広く一般に見せるために、施設として発展してきました。ということで、どうしてもそのスタイルを継承し、絵画展示が主体で、予算内で以下に魅力有る絵画を展示するかが美術館の悩み所でした。つまり採算度外視で、いかに多くの市民に美術館に来てもらうかの企画を立てる。ししかし、勤労している人、子育てや家事で忙しい人、見に行くために精神的なゆとりの有る美術愛好家でもないと、なかなか足を向けるのは難しい。常設展には川越ゆかりの画家の作品展示や、寄付などで美術館が所蔵している作品を繰り返し展示せざるを得ない。有名な絵画は展示するだけでも、予算的には困難を伴う。その予算と客数とのせめぎ合いが課題になりました。
 無論、学校の見学は例えば小6対象に無料にする。芸術に親しむことを目的とした学校行事です。
ということで、絵画や彫刻の展示は限定的になりがちです。ただ、絵画を対象から拡大して、動く動画や新進気鋭の作品を絵画に限定しないで展示する。ジャンルを拡大して、見せる芸術からさらに総合芸術の展示や、より子供達に親しみ安い工作のたぐいまで、ジャンルを拡大していくことを提言しました。映像と音楽のコラボでも良いのではないか。といったように、既成の美術館のイメージを一端白紙にして、芸術館として対象を拡大することも良いのではないか。こんなことを提言しました。

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