スマートフォン本体価格を抑えて、格安SIMを活用する方法にSIMフリースマホがあります。
スマートフォン本体は中古スマートフォン、格安SIMはMVNOで購入するという流れなのですが、安全にSIMフリースマホを使いたい場合は、その他にもチェックすべきことがあります。
まず、SIMフリースマホは「技適マーク」をチェックするようにしましょう。技適マークとは、総務省が認可したマークのことです。具体的には、「特定無線設備の技術基準適合証明等のマーク」を意味するのですが、技適マークによって、国内で使用しても問題のないスマートフォンか(無線端末機なのか)が、判別できるようになっています。
スマートフォンと似たような性質を持つものには、「トランシーバー、無線LAN」もあるため、分別をつけるために技適マークがあると理解していただいても問題ありません。その他の用途では、日本製と海外製を見分けるためのマークでもあります。
中古スマートフォンの場合、今では市場規模が拡大しているため、「海外の中古スマートフォンも混じりやすい」状況となっています。そのため、このような状況を踏まえて技適マークを用い、日本製は技適マークで確認できるようになっているのです。
次にチェックすべきは、「SIMロック」です。こちらは、SIMロックが解除されているものを利用するという意味ではなく、本当にSIMロックと端末の相性が良いのかをチェックしたほうが良いという意味になります。
中古スマートフォンに慣れていない人の場合、安いので〇〇という中古スマートフォンを購入してしまうことがあります。ですが、このような対応を取ってしまうと、肝心のSIMとの相性が良くないので、ショップに持って行ってはじめて、使いものにならないことに気づくことがあるのです。
こちらの問題は、ショップの方でも気をつかっていることが多く、中古スマートフォンの中で、格安SIMと相性が良い端末について案内していることが増えてきました。補足となりますが、今では3Gではなく4Gが定着しているため、基本的に4G以降の中古スマートフォンを購入されていないと、通信規格(SIM)の都合上でトラブルが起きやすいです。
その他のチェックポイントでは、「SIMロック」も余裕があればチェックするようにしましょう。SIMロック解除は義務化されている・・・ことを、多くのユーザーは知っているため、SIMロックは解除されているものが多いです。
ですが、このような対応は絶対ではないため、SIMロックが解除されているかをチェックしたほうが良いのです。中古スマートフォンの場合、すぐにでも現金化したいので、SIMロック解除を無視して販売していることもあります。
そのため、このようなトラブルに遭遇したくない場合は、中古スマートフォンを取り扱っている家電量販店を利用しましょう。もしくは、出品者としての評価が多い、信用できる出品物を通じて中古スマートフォンを購入したほうが良いです。
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