ポケットWi-Fiは低評価が多い

ポケットWi-Fiを選ぶだけで、「料金が安くなる、すぐにインターネットを始められる」と言われていますが、実際にポケットWi-Fiが提供されるようになってからは、低評価のレビューが増えている状況です。

これからスマートフォンも含めた、家庭のWi-Fiとして購入しようと考えている人は、実際に利用されているユーザーの声も確かめてから、ポケットWi-Fiを購入されたほうが良いでしょう。

まず、ポケットWi-Fiなど「ホームルーター」の話をさせていただきますが、ホームルーターとは、「家庭用Wi-Fi」という意味になります。外出時には無料で利用できるタイプのWi-Fiを利用されていますが、家庭用Wi-Fiは有料の代わりに、利用者を限定できる、高速で通信できるようになる・・・という大きなメリットがあります。

しかも、ポケットWi-Fiをホームルーターとする場合は、工事不要でインターネットを始められるようになるため、「夢のようなサービス」として当初は大注目されていました。ですが、実際に利用されているユーザーの多くは、「通信回線が安定しない、不具合が起きた、システムエラーが何度も出る」など、あまり喜ばしい声を聞くことができません。

その他の低評価をしているユーザーの声では、「他との差を感じづらい」というものがあります。そもそも、ポケットWi-Fiを選んだからといって通信速度が高くなるケースは稀です。というのも、大容量の通信回線を利用しないといけないほど、頑固にインターネットを利用しているユーザーは限られるからです。

一般的なプロバイダ申し込みによるインターネットと ポケットWi-Fiについても、実は差がほとんどなく、ケースによってはポケットWi-Fiのほうが遅いケースも少なくありません。しかも、価格が安いことを売りにしているはずなのに、ポケットWi-Fiによっては「3000円を超えるプランが多い」事実もあるので、ポケットWi-Fiを敬遠するユーザーが増えてきました。

契約期間についてもチェックしておかないといけず、ポケットWi-Fiによっては2年間以上の契約期間になっているものもあります。そのため、ユーザーフレンドリーと勘違いしてポケットWi-Fiで契約してしまうと、急に通信速度が不安定になる、プラン料金が安くならない、不具合に悩まされる・・・といった多重苦を味わさせられるのです。

そのため、どうしてもポケットWi-Fiを購入したい場合は、「賃貸に引っ越した際のWi-Fi」として購入されると良いでしょう。ポケットWi-Fiの大きなメリットは持ち運びできることなので、こちらについては一般的なプロバイダ申し込みよりもメリットがあります。

ただし、賃貸であってもマンションやアパートによっては、10Mbpsも出ないというユーザーの声があるのです。そのため、仕事などでインターネットを利用することが多く、不安定な通信回線では困る人の場合、無理をしてポケットWi-Fiを利用しないほうが無難です。