【物件名:実家】
居室についている換気扇から異音が出るようになりました。
コロナ禍で換気を気を付けるようになり、酷使過ぎたようです。
モーターを分解整備することも考えましたが、内外気の切替スイッチもガタがありスムーズに切り替わらなくなってきたので、この際、新しいものに交換することにしました。
この通りの昭和の香りがする古いものです。
昭和62~63年の製品と思います。
当然すでに製造中止となっており、代替品を探しましたが、完全に同じサイズのものはパナソニックからはもう出ていないようです。
特に厚み方向は、すぐ横にかぶさるようにエアコン室内機があり、現状以上の厚みのあるものは干渉してしまいます。
いろいろ探していると、三菱電機からまったく同じ取付サイズの換気扇が売られているのを見つけました。
届きました。
メーカーは違いますが、シンデレラフィットサイズです。(^▽^)/
となれば、古いのを取り外して、新しいのに付け替えるだけなんですが、、、
そうは問屋がおろしません。
換気扇の筐体の内側を、インターネットの光ケーブルとケーブルTVの同軸が通っていました。
工事業者が壁に新たな穴開けをせず、換気扇の隙間、それも製品内側に無理やりケーブルを通したようです。
TV用同軸ケーブルだけなら切断して抜いた後、再接続することもできますが、光ケーブルはカットすると大変なことになるので素人ではなんともなりません。
仕方がないので、換気扇の外枠を金鋸で切断してケーブルを抜き、なんとか古い換気扇を外すことが出来ました。
壁には、47cmX12cm の大穴が空いており、30年以上のホコリが溜まりまくっています。
掃除を完了し、ケーブルを隅に寄せるために、端切れ木材で固定しました。
エアコン粘土で隙間を埋めました。
で、今回は、換気扇の中ではなく、外側に光ケーブルと同軸ケーブルを通すために、新品本体の取り付け耳部分に切り込みを入れてケーブルを逃がすように加工しました。
カバーのほうも、カットしました。
なんとか隙間からケーブルを引き出して、本体を壁に固定できました。
カバーを付ける前の状況です。
カバーを付けた状態です。
なんとかうまく取り付きました。
スムーズに回るため居室の空気の入れ替えを常時してもそれほど音は気にならず、色もホワイト系のクロスとマッチして見た目も良くなり、昭和の香りは全くなくなりました。