【自宅】
自宅ダイニングのエアコンがそろそろ交換が必要な時期になりました。
これまで使っていたエアコンはこちらです。 AY-L40VB(2000年01月発売)
製造年は2000年と、いまから22年も前のエアコンですが、一応まだ冷えるので、なかなか交換する気にならなかったのですが、最近の猛暑を考え、壊れる前に勇気をもって交換することにしました。
まず、近くのエディオンに見に行ったのですが、同能力(200V仕様 4.0kW 16畳用)のエアコンは、安いモノでも15万円以上します。
まだ使えるエアコンの更新に15万円はちょっと出せないな、、と諦めて帰宅し、ネットを探していたら、1ランク上の5.6kWの機種が、訳アリ品として9万円を切った価格で売っているのを見つけました。
但し、取り外し・取り付けを頼むとプラス2万円なので、実質11万円くらいです。
それなら本体だけ買って、取り付けを自分でやれば10万円以下だ!、と言うことで、ポチりました。
翌々日に届きました。
お盆休みを利用して、早速取り付けることにします。
まずは古いエアコンの室外機のポンプダウン(冷媒回収)を行います。
こちらが、22年間、風雨に晒された室外機になります。
エアコンを強制冷房モードで連続運転しながら、細い方の配管のバルブを閉じて3分間ほど放置します。
3分経過したら、太い方のバルブも閉じて強制運転を切ればポンプダウン終了です。
配管を外します。 ナットは反時計回りが取り外し方向です。
冷媒はほぼ回収できていたようで、配管を外してもほとんど「プシュ音」はしませんでした。
つぎに、室内機を取り外します。
背パネルに引っかけてあるだけなので、上に持ち上げて手前に引くと、簡単に外れました。
古いプレートを外して、ホコリを清掃しました。
新しいプレートの取り付け用アンカーは、プロもご愛用の「MA-1」を採用しました。
8mmのドリルで下穴を開けて、アンカーを挿入します。
MA-1を使ってプレートを5ヵ所ビス止めしました。
貫通スリーブが使われていなかったので、新調しました。
次は、配管の接続です。
今回は、3mのフレア加工済の配管セットを購入しました。
配管カバーは再利用しました。
室外機架台は、コスト重視で@150円のものをチョイスしました。
今回のエアコンは「訳アリ品」なのですが、実は室外機に凹みありという商品で、実際の様子はこんな感じでした。
思った以上に凹んでいましたが(笑)、室外機なんて凹んでいても気になりませんし、新品に比べて 6000円も安かったので良しとしましょう。
ちょうど配管+小物代が浮きました。
室外機の配管を接続したら、DIYエアコン取付の最大の山場?である真空引きです。
以前、室外機の移設時に購入した真空ポンプと真空ゲージの2回目の出番がやってきました。
15分ほど真空引きを行った後、バルブを開いて冷媒を開放します。
ドレインホースの先端は、VVFケーブルの切れ端を巻き付けてを重りにするプロの小技を真似しました。
配管カバーを元通りに戻して、室外は完成です。
最後に、室内機の電源ケーブルを200Vコンセントに接続して、試運転です。
緊張の一瞬ですが、無事、冷気が出てきました。一安心です。
正直、冷え度合いは古いエアコンとそんなに変わらない気もしますが、取り外した古い室内機の中の ”カビで真っ黒” になったブロアーファンを見たら、換えて良かった、、、と思いました。。。(^^ゞ
ということで、配管+小物類を合わせても 9万円台で 18畳用のエアコンを取り付けることが出来、自分的には十分満足することができました。
ただ、この猛暑の中での作業は相当堪え、熱中病になりかけました・・・
それを考えると、取り付け費2万円(標準配管部品含む)は、妥当というか、安いと思いました。。。
エアコンはシーズンオフに取り付けましょう。