正月に親類と会ったときに、私が最近DIYにハマっていると話したら、親類宅のドアホンの話になりました。
チャイムは鳴るけど通話ができないうえ、なぜか雨の日はチャイムも鳴らないとのこと。
近所の電気屋に見てもらったら、機器の故障と思われるが古い機種で且つ特殊なものなので、現行類似機種への交換に8万~10万円くらいかかると言われたそうで、不便ではあるけれど修理を迷ったまま、早1年以上過ぎているとの事でした。(^^ゞ
インターホン交換で8~10万とはボッタくりではないかと思い、後日、インターホンの型番と写真を送ってもらったところ、NAISブランドのドアホン(WQS530W)で白黒画面で録画機能も無いものですが、子機が外門と玄関ドアの2台、親機が1階と2階の2台あり、いわゆる「2-2タイプ」と言われるタイプでした。
ビフォーです。
キッチン壁(メイン親機)
白黒モニターで録画機能も無い、TVドアホンの初期タイプです。
2階ホール
モニター画面無しの音声のみのタイプです。
外門(子機1)
こちらが 通話ができないとのことです。
玄関ドア脇(子機2)
呼出のみのカメラ無しタイプです。
てっきり、親機1台、子機1台のインターホンだと思っていましたが、これら4台を新しい機器に取り替えをすれば、機材だけでも結構かかりそうなので、業者見積りの8~10万というのもあながちボッタくりではなさそうです。
しかし、その8万円を出す決心がつかない、とのことなので、DIYをやりたくて仕方がない私が、部品代のみで取り付けてあげることにしました。
ちなみに、ネットでは、この2-2タイプ 一式を「Cセット」と称して販売していますが、最安値のショップでも 55,000円位します。
しかし、単にこの「Cセット」を買ってつけるだけでは 芸が無いので、更に安くなる裏技を使います。
その裏技とは、それぞれの商品を個別に購入するという方法です。
今回、チョイスした機種は以下のものです。
◆2-2タイプ ドアホン
子機2台と増設モニターを取り付けるには、「2-2タイプ」というのを選ばないといけません。
(グレードの低いタイプは、子機2台に対応していません)
◆増設親機
増設専用品です。 子機が付いていないのにセット品より高いです。
◆増設子機
子機単体で買うより、親機と子機のセット品を買ったほうがかなり安いので、こちらをチョイス。
余った親機が増設に使えれば無駄がないのですが、残念ながら増設用には使えません。
しめて 38,000円とセット品を買うよりかなりお安く調達できました。
子機が、新型(シルバー)と旧型(ブラック)とバラバラになったのは、安さを追求した結果です。
機器が揃ったので、御宅に伺い、早速工事を開始しました。
まず、親機の端子台から、各制御線を外します。
次に子機の取り外しです。
外門側から。
こちらは簡単に交換完了です。
外通りに面しているので 新しいシルバーの子機を取り付けました。
玄関ドア脇の子機も交換完了
こちらは、旧型ブラックタイプですが、機能は変わりません。
2階の増設子機を交換します。
最後にメイン親機を取り付けました。
増設親機の配線にちょっと苦労しましたが、なんとか完成です。
かかった時間は3時間ほど。
親機は白黒からカラー画面で録画も可能、2階でも外の様子が確認でき、さらに子機は2台ともカメラ付き、、、と大きく進化し、とても喜んで頂けました。
DIY冥利に尽きますね。
私も、Blogネタが出来て winwinです。