ゴールデンウイークが終わって2日目の火曜日に、
大阪の電車で接触事故が、いっぱい有りました。
多分、ほとんどが自殺と私は思います。
ここ最近でも、60代のタレントさんが、
二人自殺と思われる死に方をされています。
とっても身につまされます。
やっぱり60代は、中途半端な年代だからです。
年寄りのようで年寄りでない、べんべん。
若いようで若くない、べんべん。
この「べんべん」が分かるだけで中途半端です。
この歳は普通のサラリーマンなら定年退職です。
突然、なんにもする事が無くなり暇になります。
その割に普通に死ぬのを待っていると20年以上猶予が有ります。
文字通り、死ぬほど暇です。
自分の子供に孫でもできれば、生きがいもできますが、
現代では、子供をつくらない若い人も多いので、それもできません。
若い頃は肉体的な欲望が強いので、それを満たそうとするだけで
汲々としていて、それだけで一日が過ぎます。
年寄りになってくると、その欲望が減って来るからこそ、
頭の中で考える事が全てになってきます。
そこで重要なのが、知識であり知識欲だと思います。
私は、これこそが、本来の人間たりえる証だと思っています。
そこで重要なのが何度も書いたと思いますが、義務教育です。
知らない事を知る喜びを、義務教育までの間に植え付ける。
それが日本は、やってきていない、それどころかつぶしている。
日本は、それを子供に教えるのではなく、
先生の仕事としての義務を果たす場になっている。
子供に先生の義務を果たす為に、手伝わさせているだけです。
だから、先生にとっての、素直な良い子になる義務を押し付けている。
そこに、親まで一緒になって押し付けている。
義務とは、何ぞや ? 誰の義務なんでしょう。
本来、大人に対する義務のはずが、子供に義務を押し付けている。
子供には、義務なんてものは無いです。
大人の義務を、押し付けられるから、勉強が楽しくないのです。
先生側も、マニュアル通りの内容を毎年同じようにするだけだから、
教育する事が面白くなく、馬鹿な事に走る奴らが出てくる。
或いは、宿題ばかり出すか、行事にせいをだしている。
今朝のNHKのニュースで、お弁当工場で人間型のロボットが両手で、
唐揚げを適切に盛っていた。
違う所では、ポテトサラダを適切な重さごとにトレーに盛っていました。
農業でも無人の田植え機が田植えをしていました。
後10年もすれば、作業と言われる物はロボットが全部する。
今は人手不足の解消と言っていますが、それで済むんでしょうか。
日本のハイテクは、未だに超一流です。
なのに、日本の経済は凋落し続けている。
そのことは欧米人にも気づかれだした。
あの世界一の金持ちになった、
テスラのイーロンマスクさんでさえも、その事を言っています。
真面目で素直な良い子の顔をした、どこかの首相の国では、
イーロンマスクさんみたいな人は、絶対に生まれてこないでしょうね。
この国では、特にお金に困っていなくても、夢が無いから、
60代で人生を悲観してしまうのでしょう。