かなり細かく経緯を書いています。
斎藤さんは若くて真面目だからこそ、前知事での膿を一気に出そうとした結果
どこにでもある既得権益者達の、利権を潰そうとして、逆にやられた。
それは、内にも外にもほぼ全部が敵だらけだった。
自殺した人も、自分がヒーローになると思ったら、後ろ盾になる人間が、
ここぞとばかりに勢いに火が付いてしまい、段取りを間違え、
拙速に、百条委員会を立ち上げて、要らない所まで調べられたせいで、
プライベートな事まで出てしまい、
それに耐えきれぬようになったからのようです。
どちらにしろ、反対勢力は、早く斎藤さんを引きずり下ろしたくて、
勢い余ってしまったのでしょう。
そうなったのも、斎藤さんがやろうとした改革のスピードが早くて、
その結果、焦りまくっていたからだと思います。
年寄りが早く歩こうとして、気が急いて、足が付いて行かず、
つまずいて、ひっくり返ったみたいなもんです。
そして自分でこけたのに、それに腹が立ち、逆切れして杖を振り回している。
その上、それは、全部、お前のせいじゃ ! と言っている。
現代の日本は、どこでも、そんな感じでしょう。
斎藤さんのやった事は、若い人に直接役に立つ事がメインです。
これまで若い人、子供、学生なんかに対する施策は、
ほとんど何にもしてこなかった。
その結果、兵庫県も神戸市も転出が多くなり、人口が減っていっている。
こうなるのも、私が前から思っているんですが、
還付金詐欺や、投資詐欺に、ほいほい引っかかる年寄りが多いのも、
寿命が長くなるのに伴って、その割には、年金が少なく、
年寄りの娯楽もあまり無く、退屈で、考える事といえば、
病気の事ばっかりで、いつまでたっても、老後が心配で心配で仕方がない。
だからこそ、お金に執着した結果だまされる。
これでは、生きながらにしての地獄絵図の餓鬼道と一緒です。
食べても食べても、お腹が空いて空いて仕方がない。
私は、そういう年寄りを何人も見ました。
最晩年になって、そういう状況になるのは、一体、何の為に生きてきたんやと
考えさせられました。
斎藤さんを引きづり下ろそうとしている既存の利権の方達は、
田舎の学校に銅像を建てたいのでしょうね。
ハプルの時には、あちこちの中小企業で、
社長の銅像が建てられていましたが、今では、ただのゴミになっています。
たとえ残っていても、ドリフのコントのように、鳥に糞を落とされ、
その上、落書きされるような、みっともない事になっている。
日本は、恥の文化と言われていますが、
はたして何処へ逝ってしまったのでしょう。