どうせ何度もやっている竜巻映画と思っていましたが、
ストーリーはありきたりですが、竜巻のシーンは凄いリアリティーが有り、
なかなか、見応えが有りました。
アメリカって所は、ゃつぱり怖いですねー。
竜巻の暴力性は、台風と違い、直接的で超局所的です。
昼間は、まだ見えているから逃げやすいですが、
夜の竜巻は見えないので、どこから来るのかが分からないからこそ、
突然来るので、避難する余裕が、ほとんど無い。
しかし、いっつも竜巻の被害を受けて、家が全てバラバラになり、
何一つ無くなるのに、相変わらず同じ形をした木造の家に住んでいる。
アメリカ人は、変わらない所は、全然変わらないのに、
最先端は超最先端、やはり宗教観のせいでしょうか。
毎日が、退屈過ぎるからでしょうか。
銃にあそこまでこだわるのも、常に何かと戦っていたいのでしょうね。
差別が酷いのも、自分の自信の無さからきている。
自分の立ち位置が不安だから、自分より下を作って安心したい。
日本人の最近の流行りで、人に土下座をさせたがるのも、
日頃の自分が、下の存在であると、自覚しているからでしょう。
それは、現在のこれだけ情報が多い社会だと、
いやが応でも、自分の無知を突き付けられます。
その結果、自分が取り残されている、落ちこぼれている不安感が常に有る。
これだけハイテクが進んでくると、小学生4年の壁を越えられなかった人は、
基本、全く理解できなくて、ただただ言われるがまんま、
使わなくてはいけないから、常に騙されている感が有る。
なんとなく、疑心暗鬼のまま日常を過ごしている。
無意識に、差別されているような気持ちが、
自分より弱そうな人間を見つけたら、
土下座を強要する行為になるのでしょう。
昔は、自分が目上だからと、意味もなく偉そうにできました。
今では、そんな事はしてくれない。
逆に、若いというだけで、自分が偉いと勘違いしている輩がいます。
つくづく、昔から言われる、無知のなせる業です。
何度も言っていますが、老いも若きも、みんな裸の王様です。
まあ、これも、日本は平和で、いい所になったからでしょうね。
本当に、私としては、そういう方達が羨ましい。
これだけ、大ぼけこいているんですから、そりゃ上に立つ人は、
どれだけ能力が無くても、管理するのは楽でしょう。
しかし、そういう人は、ちょっと突っ込んだ話を振ると、
すぐに、化けの皮が剥がれてしまうんですが。
やっぱり、いい国ですねー。