プラスチックのリサイクルがもたらす結果
「マイクロプラスチックの数は天文学的な数字でした」
「フィルターを通した後でも、洗浄の各段階で排出された量を調べると1立方メートル(1000リットル)あたり最大750億個の粒子が含まれていました」
イギリスのリサイクル工場の調査の結果です。
細かく粉砕する時に、マイクロプラスチックが出てしまう。
このせいで、結果として、
埋め立てるよりも悪いんではないかとも言われています。
リサイクルをする為に使うエネルギーもしっかりいります。
これは、かなり以前から言われていた事です。
プラスチックは、本当は燃やしてしまうのが一番合理的です。
もともとは、石油から出来ていますから、燃料になる。
実際、回収されたプラスチックの何割かは、
ゴミを償却する時に、一緒に燃料として燃やしています。
プラスチックのリサイクルは、燃やすと二酸化炭素が出るのと、
ダイオキシンが出るのと、石油が枯渇するかもしれないという事で、
始まったはずです。
二酸化炭素は、今でも火力発電でかなりの石油を燃やして、
電気を作っていますし、
ダイオキシンは言われていたほどの毒性が無いとも言われていて、
そして現在では、高温で焼却するので、ダイオキシンもほぼ出ません。
石油の枯渇も、新たに油田が、まだまだ見つかっています。
そういう意味でも、リサイクルをする理由はあまり無く、
マイクロプラスチックをどんどん増やすという結果になり
即座にやめないと、人間に多大な影響を与える事になるかもしれない。
すでに、血中や、脳にまで入ってきていると言われています。
今のところ、どのような影響が出て来るかは分かっていません。
しかし、良くないのは明らかです、どうなるかは、時限爆弾みたいな物です。
今は影響が出ていないかもしれませんが、感染症と一緒で、
発症するのに、ある程度の量が体に溜まって、一線を越えた時に、
突然何らかの異変が出てくるかもしれません。
言いようによっては、これこそ人類が作り出した、最強の菌です。
環境の為にやっているリサイクルが、人間を侵していく結果になっているとは
因果応報を絵にかいたようなもんです。
しかし、マスコミも含め、この事が、
世界の大問題になっていないのが不思議です。