雑木囃子

へんてこ大好き

若者たちはへんてこなシェルターでがんばってる。
ほんとうにほほえましいし、そういう時代が一番たのしいんだ。

シェルターというのは、急場しのぎの逃場のことだ。
身を守るためのサブ生活場みたいな。

それなりに工夫したシェルターもある。

頭は自由なんだ。
キャンプは頭を自由にするためのものでもある。
へんてこというのはオンリーワンを日本語に訳した言葉だ。

もはやあけっぴろげで何が身を守るのかわからないスタイル。
ほんとはフタがしまる。
そういうの好き。
今風に言えばギミックってやつか。
忍者屋敷に憧れたてたから、なんかしてこうなるみたいなやつが俺好き。

これは格段に美しい。
俺がやったやつだから当たり前か。
若者の半分以下の時間でできる。

なぜなら、雪の日、雨の日、風の日を選んで、今まで作ったことがないシェルターを作る、というテーマで自発的に何度も訓練したからな。

体が覚えるまでやればなんだって上手くなる。
ユーチューブでみるのロープワークはほとんど、紐がどう通るかを教えようとする。
たぶんだが、教える側が体で覚えてないからだ。

これは私のユーチューブ。

体の使い方をなんとか伝えようとしている。
体が覚えれば考えなくても後ろ手で結びを作ることができる。

ロープワークと結びは違う。
そのことも伝えたい。

よくわからないなら、覚えたての時に百回繰り返してみて。
なんだって百回やればできるようになる。
千回やればうまくなる。

前の前のオフィスのトイレに、太い枝とロープを備え付けていた。トイレに入るたびに結びを繰り返した。

今どきそこまでやって体に叩き込むような泥臭さは歓迎されない。
できるだけでは満足しない人たちが自ら泥臭い思いして上手くなるんだろうな。

今でも満足してないけど、まあこのくらいでよしにしないと不満タラタラであの世に行く羽目になるから気をつけてる。

えなにをって?
出来るくらいで満足してる人を見つけたらこっそりダセえと言ってあいつよりマシだと思うことにすればほら、自分に満足してなくても心が落ち着くじゃん。

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