眠い。自慢じゃねえけど一日三時間くらいしか起きてねえ。
ひらすら眠ってる。
躁鬱の激しさ、どうにかならんかい。
眠くて眠くて、
そして眠り続けても、文句言う人はウチには居ないから、
ずっと寝てるぜキリがねえ。
そのうちパワーが溜まり過ぎたら今度はアホの子みたいに動き出す。
トイレに行くにも激しいダンシンを繰り広げ、
鼻歌で喉潰す。
あー、躁鬱病はメンドクセー。
どうでもいいけどまだ魚屋と揉めててさ、
さっき電話かかって来たけど眠さに負けて何の話か覚えてねえ。
もう戻らねえよオレは・・・眠いんだ・・・。
しかし眠い。
こんだけ眠いって事は何かそうとう嫌な事があったはず。
ああ、12月か。
毎年毎年の12月のアレか・・・。
12月に、つらくなって寂しくなってキツくなるのはオレだけじゃない。
一回勇気を出して「あたし12月っていつも死にたくなるんだけど」って大勢の前で訊いてみたら、
みんな同じだった。
どっかの飲み屋で飲んでて酔った勢いで叫んでみたんだよなー。「オレの話を聞け!」って。
そんな訳で飲み屋にも行かず、家で飲むのにも飽きて、
ただひたすらに眠ってる私なのでした。
ん。
もう午後の5時かよ!?
熟れ熟れのアボガドが三個もあるんだよなーどーするか。
んじゃメシでも作るかな・・・。
こんなオレでもメシ位は作るんだよ・・・、家事だけはな。
あっつー間にゴミ屋敷になっからよ。
オレは何度も何度も家をゴミ屋敷にして来たぜ・・・。
むしろ今までオレがゴミだった・・・。
どうでもいいけど、恋人に「あんたって何が一番好き?食いもんで」って訊いてみたのよ。
そしたら「もやし!」なんだとさ・・・。
オレ、イヤンなっちゃった・・・。
いや、もやしは美味いよオレも好き。
もやしかァ。
食うモンに興味の無い男と暮らしてるから上手く行ってんのかな。
よく「料理上手な女性がいい」とか言う男居るじゃん。
好みのタイプとかでさ。
いつも思うんだけど、あーゆー男っつーのは、
目の前で中華鍋をカンカン鳴らしながら火事状態の中、女が汗だくになっててもさ、
「ああ、素敵な人だ」とか思うんかいね?
ドン引きじゃねーの。
んで、美味いモンがテーブルに並んで、「美味しいなァ」っつって食うんかいね。
よくワカンネーけど。
メシ食い終わったら包丁シャーコシャーコ言うて研いでさ。
まぁ、どうだっていいんだけどさ。
来週からまた恋人出張のブルース。