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胆嚢炎 闘病日記⑥

2021-02-13 00:59:22 | 日記

15時

歩いて手術室へと向かい、助手に名前、生年月日、病名を答えて手術室へと足を運ぶ。

手術台に乗り、まずは背中に痛み止めの針を刺す。背中を丸くし、脊髄?に針を刺し、麻酔をかける。チクッとするがさほど痛くはない。

背中の麻酔が効いたところで、助手から

「いまからマスクをします。数十秒後には眠っていて手術が終わったら起こします。その時、慌てず息を吸って下さい。自分で呼吸したのを確認し、酸素を入れてる管を喉からとります」と。伝えられる。

緊張ながらに、マスクを覆う前に、大きな声で「よろしくお願いします!」と伝え、「よろしくお願いします」の返事を貰うと共に意識は瞬く間に無くなった。

そして。

……トントン…トントン…さん…○○さん。

起き…て…くだ…さい…。○○さん!

深い眠りについていて、夢を見ていたような気もしていたが起きたと同時に喉とお腹に違和感があるのを感じた。

「息を吸ってー」、その言葉で思い出し、息を吸う。苦しみはない。そして、喉の管が外れる。お腹はどっしりと重たい物が乗っかってるかのよう。

担当医が声をかけてきたので、私は「手術は腹腔鏡ですか、開腹ですか」とかすれた声で、話しかけると「腹腔鏡手術で無事に手術は終わりましたよ!」と…。

ありがとうございます。とお礼を伝え、病棟はICUへと移り一日を過ごす。

お腹の痛さはあるものの、胆嚢ドレナージの手術の方が10倍も痛かった。。

そのせいかまだ我慢できる痛さ。看護師からは、寝れるうちに寝てください。

明日の昼には歩行のリハビリが始まります。と言われる。

痛みを多少なり我慢はできるものの、痛みが定期的に襲ってくるため、ほぼ一睡もしていない。また、ICUは当日、手術した患者が泊まっているので、

あちこちで、「イテーっ、ウゥー…ハァハァ…イテテテッ」

と聴こえ、私もその中の一人だが賑やかな夜を過ごした。

再入院の時、家族に病院まで送ってもらった際、子供が涙を堪え心配する顔が忘れられず、1日でも早く退院することを誓ったのが痛みを我慢できた一つの要因かなとも思います。

 

続く



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