チケット持って、おさんぽ行こう

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Love Never Dies (BD)

2012-06-09 23:01:40 | 舞台(DVD、テレビ放送)


購入から数か月(笑)、やっとBD開封して観ました!
ウエストエンド版ではなくオーストラリアメルボルン版です。
ラミンのファントムではなく残念でしたが、改良版ということで多分作品としては良くなったんだと思われます。
UK版の評判があれだったので(苦笑)正直恐る恐る観たのですが、一観の価値はあったと思います。



UK版映像

以下ネタバレあり

やー素晴らしく昼ドラの様なドロドロストーリーすぎて衝撃。
これ、本当よくミュージカル化踏み切ったと思います。ある意味感心しましたw
ラストも凄い展開だなと(苦笑)まあ一番良い方法と言えるのでしょうか…。

そもそも舞台となってる環境がいまいちだなと。
前作は"オペラ座"という重厚さがあったから良かったと思うのに、
コニーアイランドでチープな舞台とサーカス団を作り上げているファントム…それでこの人満足してるのか?と疑問を思わずにはいられませんでした。
確かに前作にて過去に見世物小屋にいた経験があるってことは分かってるのでそのせいかもしれませんが…どこか安っぽさがあったのが本当残念です。。
あと欲を言えばもうちょっと前作の小物とか出してほしかったですね。
UK版だとクリスティーヌからもらった指輪を登場させてたようですがオーストラリア版では出てきませんでした、残念。

そして登場人物。UK版に比べればマイルドになったようですが…ううーん感情移入しにくいキャラ多い!
とにかくラウル…どうした、何があった。賭博しまくって借金まみれの飲んだくれ…あなたそんな人じゃないでしょうっ(泣)これはラウルファン怒りますよー;;
オペラ座では彼の魅力があったからこそ、ファントムとラウルの間で揺れるクリスティーヌという三角関係が面白かったのに。
これじゃあ救いようがありません(汗)立ち去った彼に何も同情できませんでしたね。
メグも前作との違いに動揺。踊り子だったのに何故か歌ってるし。ファントムに聴いてもらいたいと必死になってる様子でしたが、いまいち背景が見えず戸惑いました。
マダム・ジリーもなぁ。結構ファントムに強気だったし。あんなに前作では構えてたのに。
でもこれって逆にファントムに備わっていたカリスマ感やダーク感、威圧感が薄くなったってことですよね。
父親してるファントム新鮮でしたしw

衣装はファントムとクリスティーヌは結構良いなーと思ったのですが、舞台衣装はいまいち安っぽい。まあ前作はオペラの衣装だったので余計そう感じてしまうのでしょうが。
クリスティーヌが舞台で歌う時の孔雀モチーフドレスはどうも重々しくていまいち好みじゃなかった、残念。



The Beauty Underneath

音楽はUK版サントラとは違い、前作の曲を随所随所、旋律やBGMで出てきたので馴染みやすさはあったと思います。
((追記)久しぶりにサントラ聞いたら流れるところ流れてました(汗)ちゃんと聴きこんでなかった証拠です(苦笑))
さすがロイドウェバー。結構良い楽曲だったと思います。
数曲は繰り返しかかるので耳に残りますし。残念ながら私は作品の肝となる”ラブ・ネバー・ダイ”はそこまでに感じました…。
何度か聞けばまた変わってくるかな。
一番印象に残ったのはグスタフ君(この子歌うまかったなぁ)とファントムが歌う”The Beauyt Underneath”でしょうか。
ロック調だったのもあるのでしょうが、舞台装置との融合が素晴らしかったです!
二人のわくわく感がよく伝わってきましたねー。

そうそう、カメラワークは結構良かったと思います!舞台全体はあまり映りませんでしたが、映像作品としては良かったのではないでしょうか。

案外今回微妙…と思う部分も何度か観れば受け入れられる作品かもしれません。
もしかするとBW入りするかもしれないらしいですね。
今後このオーストラリア版が公演のベースになるようなので、どの様な反応をされていくのか楽しみです。
とりあえずどんな作品か観ることができて良かった!!


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