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以前、喫茶店に勤めておりました。
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お客様同士で絵を描く会が始まった
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私自身は体育会の出で、スポーツ推薦で入学した大学の授業も良くサボって遊んでばかりいましたし、学ぶことが何なのか、特に会計学の授業も何がわからないのかがわからない状態でありました。
だからこそ、お店の中では知らないから教えてくださいとはっきり言えたのが良かったのではないかと思います。
文化人が集まるお店でしたから、日本中、世界中から文化人がいらっしゃいます。
水彩画もそこではじめたことの一つです。
きっかけはとある学生。お店の中で水彩画を描いているのをみて、なにそれ!?となったのが始まりでした。
グラスの水を少しかけて固まった絵の具を溶かして、自前のノートに描いていました。
聞いてみると、今はネットでコンパクトな水彩画セットが買えるとのこと。
これはその日のうちに購入しました。
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それまでは絵というのは、三点透視とかデッサンとか、なんかめちゃくちゃ難しい事を学んで練習しまくって上の人に見せて怒られて、完璧でなければ評価されない。
と思っていました。
とりあえず好きなものを描いてみよう!
旅の方から聞いた、県内の観光名所に行ってみてそれを描こう!
と、やってみたところすごく楽しい。それを他の旅の方に見せると、ぜひそこに行ってみたい!という声や、実はその道のプロだった。そして技術やアイデアのヒントを教えてもらいそれがループしていきました。
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それを繰り返すといくつかわかってきたことがあります。
①素人は深く考えなくて良い。
②楽しくやっていれば周りの人も楽しくする
③評価されるつもりでやらなくて良い
①について
まずはやってみること。楽しくなってくれば自発的に少しづつ技術も取り入れるようになってきます。
もちろん、プロの道を志すのは厳しいです。
お店の中で初心者の私と、その道を志す学生と二人で美術を教えている方に絵を見ていただいたことがあります。
私に対しては、うまくなってきたじゃないか。もっとやれといった旨。学生に対しては辛口だけど上達の為のアドバイス。
②楽しくやっていれば周りの人も楽しくするについて
私はウキウキで描いていました。話の種になりますし、他の学生も感化されてはじめてみたり。
その楽しい感じが他の人を巻き込んでもっと楽しいことに繋がっていきます。
美術が持つ力を感じました。
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お客様同士で絵を描く会が始まった
③評価されるつもりでやらなくて良いについて
これは②にも通じますが、実力を誰かに認めてもらいたい。その為にやる!というやり方は、それが合う方もいればそうでない方もいます。
私の場合は、自分が楽しければ、周囲の人も楽しくなる!その為に一直線。
これがうまく噛み合いました。もちろん、旅の方々には見せまくっていましたがその心は、この旅を楽しんで欲しい一点でした。
評価されたい。自分を良く見てほしいの行動だと私は楽しく無くなってくるので、ウキウキな気持ちを継続させるのがいいと知りました。
それからは、釣りの合間、などにコーヒーを淹れながら一息ついてゆっくりのんびり描いています。
釣れない時に少し焦ったときは敢えてゆっくりするようにしています。
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何を始めるにしても怖さはあると思います。
楽しく継続させるには、アウトプット。誰かに相談したり見てもらうことでその力はましていくと思っています。
このブログも始めたばかりですが、全く同じだと思っています。
楽しく無理なく継続して誰かに楽しくなって欲しい。
今日も楽しいネタ探しに行ってきます。
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