風に吹かれて

映画、海外ドラマ、落語など楽しんでます。
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飽きっぽいので、興味はすぐに変わります

大人の見る繪本 生まれてはみたけれど

2013-11-22 18:50:13 | 映画
大人の見る繪本 生まれてはみたけれど

まだまだ小津作品は続きます。

東京の郊外に住む兄弟とその両親の物語。
育った時代はかなり違うが、映画で子供たちが遊んでいる風景は同じ。
土の空き地があり遊び場には困らなかった。服装も違わない。

呪いで倒す、そんなオモロイ遊びのシーン、流行っていたのかな。

家で一番偉いの父親。
「うちの父ちゃんはいっぱい服を持っている!」「服屋だ!!
「大きな車を持っている!」「葬儀屋だろ」なんて父親自慢。

でも父親が上司に向かってお辞儀するのを見て、兄弟は「とうちゃんは
偉くはない」と拗ね始める。

「偉さ」問われると答に窮する命題だ。

子役に突貫小僧の名前。映画のタイトルにあったのは知っているが、子役
にそんな名前の子がいたらしい。長く子役で活躍とか。


1932年/91分
監督:小津安二郎

原作のジェームズ槇は小津安二郎のペンネーム


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