gooブログはじめました!よろしくお願いします。

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

西武40000形(40061F) 甲種輸送

2023-12-14 20:49:24 | 鉄道

川崎車両より、西武鉄道向けの西武40000形50番台車が出場。西武40000形50番台車は、運用時は10両編成と長いため、5両ずつ隔日2回に分けた状態で川崎車両の最寄り駅である兵庫駅→神戸貨物ターミナルまで運用を行い、出場した。なお今回は、時間の都合上、吹田駅で撮影した。

牽引機は、JR貨物愛知機関区所属DD200-15号機(川崎車両~神戸貨物ターミナル~吹田貨物西)。ともに川崎車両生まれの機関車と電車がタックを組む。また、JRの線路上を私鉄車両が走行する姿はほとんどない。

40161(左)+DD200-15号機(右)の連結部分。もともと西武40000形50番台車は先頭車両に排障器を備えているが、今回の甲種輸送時に排障器が接触する可能性を考慮し、外された状態で回送された。

後追い。各先頭車両には、汚損防止のためのフィルムが貼付していた。先頭の40061は側窓が1ヵ所大きいのが特徴。

さらにもう1枚。天気が晴れであったため、運良く、先頭の40061号車が綺麗に当たった。

この後、牽引機を新鶴見機関区のEF65に機関車を変更したのち、JR東海道本線を東下した。

撮影日・場所→2023(R5).11.24(金)・吹田


205系ナラNE401編成

2023-12-12 19:45:00 | 鉄道

JR東日本で活躍していた205系もE231系やE233系の導入で廃車となり、大抵はインドネシア国鉄へ譲渡された。そのため、原型顔の205系が見られるのは、JR西日本奈良線と富士山麓電気鉄道6000系のみになってしまった。そんな中、205系はJR奈良線で元気に活躍している。他方、現在でもJR鶴見線とJR仙石線で205系は活躍しているが、いずれも先頭車化改造された車両なのが特徴である。

今回紹介するのは、吹田総合車両車奈良支所所属205系ナラNE401編成。クハ205-35=モハ205-103=モハ204-103=クハ204-35の4両編成。
 
奈良駅で普通運用で発車待ちの205系ナラNE401編成。画像1はクハ204-35、画像2はクハ205-35。このクハ2両はJRで最若番車両である。乗務員室扉と前面水色帯下部の2本のオレンジラインが特徴である。
 
モハ205-103。

モハ204-103。
 
なお、モハ204-104+モハ205-104は4両編成化に際して廃車となった。先頭車両がなく、余剰となったのが原因である。
 
*車両概要*
型式→205系
所属→近ナラ(近畿統括本部吹田総合車両所支所支所)
編成→NE401(Tc205-35-M205-103-M'204-103-T'c204-35)
製造日→1986.8.5
製造場所→川崎重工業兵庫工場
特徴
体質改善工事施工車
 
*撮影日・場所
2023(R5).12.12(火)・JR関西本線奈良

H100-92~95 甲種輸送

2023-12-11 21:12:18 | 鉄道

12/11(月)、川崎車両よりJR北海道キハ40系の置き換え車両として2018(H30)年から増備中の電気式気動車H100形。JRこの日、92~95号車の4両が川崎車両より出場した。

吹田機関区~神戸貨物ターミナルまではJR貨物愛知機関区所属DD200-15号機が充当された。川崎車両入場のため、一旦神戸貨物ターミナルで折り返す。同機にとって久々の一時的な里帰りになる。

11:08、列車遅延?の影響か約20分遅れで神戸貨物ターミナルへ入線するDD200-15号機+H100形甲種輸送列車。珍しい車両とあって、レイルファンだけでなく一般の乗客もスマホで撮っていた。

到着後、機回しのため、JR貨物係員が切り離し作業を行っていた。左がDD200-15号機。右がH100-95。「JR北海道」「Kawasaki2023」の銘板がピカピカに輝いていた。

方向転換のため、機回し作業を行うDD200-15号機。デッキに係員が添乗して安全確認を行いながら走行していた。

機関車が解放され、姿を現したH100-92~95。H100-92と95の前面窓ガラスには、汚損防止のためのフィルムが貼られていた。

「DECMO」ロゴマーク。(H100-95)

DECMOとは、Diesel Electric Car with MOtorsの略。先ほど紹介の通り、発電用エンジンで主電動機を駆動する形態の方式である電気式気動車であることから命名された。面白いのは、「C」と「O」が歯車の形状をしているのと、「M」がモーターの駆動を現す形状なのが特徴的である。

「旭アサ」所属、定員、保安装置(ATS-DN)の各表記。(H100-95)

配属先は旭川運転所。今後、キハ40系置き換えのため、JR宗谷本線やJR石北本線に導入予定である。

H100-95。

H100-94。

H100-93。

H100-92。

その間、JR西日本221系、223系、321系、EF210形の顔合わせも撮影。

11:17、鷹取を出発する321系アカD1編成普通京都行き(クモハ321-1)。

11:24、JR貨物吹田機関区所属EF210-306号機が通過。ともに川崎重工業生まれの両者。

11:28、221系ホシB4編成快速米原行(クハ221-5)が通過。このツーショットもいずれは貴重となるに違いない。

11:29、223系ホシW16+ホシV52編成新快速姫路行(クハ222-2015)が通過。

11:44、223系ホシW1+V1編成新快速姫路行(クハ222-1001)が通過。まだリニューアル工事が未施工のホシW1編成。登場から28年がたった今でも、130㎞の俊足は健在。この新快速は車両が連番同士(1001と1002)であった。

13:16の出発まで神戸貨物ターミナルで留置されるH100形甲種輸送列車。吹田貨物ターミナルまで運用後、富山機関区EF510-9号機の牽引で青森まで向かった模様。

撮影日・場所

2023(R5).12.11(月) JR神戸線 鷹取(神戸貨物ターミナル)


D51-549号機

2023-12-11 18:59:31 | 鉄道

JR長野駅から北へ徒歩15分のところに長野市後町ホールがある。その裏手にD51-549号機が置かれている。

同SLを4方向より撮影。ここにはかつて「長野市立後町小学校」があったが、児童数減少や統廃合によって2013.3に 閉校、校舎は取り壊された。その後、土地とD51-549号機は譲渡、整備された。屋根がなかったり、線路に蔦(つた)が少し生えているが、状態はさほど悪くない。

デンター(炭水車)側の前照灯はシールドビームに変更されていた。また、安全のため、後部標識灯も設置していた。

側面から撮影したもの。静態保存ながらも活躍しているかのよう。

D51-549号機 説明板。同機は国鉄長野工場で1940(昭和15)年に8番目に設計・製作されたSLの1両である。

機関車側面のナンバープレートと製造銘板は健在。所属札はなし。製造銘板はオリジナルでなく「昭15・長工」とシンプルな戦時型タイプ。

キャブ(機関室)は備品盗難や器物破損防止の観点から鉄格子で頑丈に閉められていた。

上記は、D51-549号機の第3動輪であるが、注目するのは画像中央の「リターンクランク」の部位である。

これは、「リターンクランク」の部位を拡大したもの。ここは、本機の部品でなく「D51-207号機」の部品が使われている。画像が荒くて少々わかりにくいが、画像中央と左下にかすかに「207」の刻印がある。

左ビッグエンドの油壷とその受け皿(ブロンズカラーの部品)には「Ⅾ51549」としっかり刻印が確認できる。

小学校がなくなり、広い意識に置かれたD51-549号機。長野のシンボルとして、これからも末永く、市民に愛される機関車になると思う。なお、機関車周囲には柵で囲まれており、その中は立ち入り禁止になっているので、撮影時は要注意である。

2023(R5).10.14(土) 長野県長野市後町「後町ホール(中部公民館分室)」


新形式!273系登場!

2023-12-07 11:55:10 | 鉄道

2024(R6).3.16(土)のダイヤ改正で登場予定の新型特急やくも「273系特急型電車」が2023.10.25(水)、近畿車両より登場した。

11:39、ブロンズカラーを身にまとった車体に、LEDの前照灯を光らせてゆっくりとした速度で吹田貨物へ入線する273系イモY1+イモY2編成。先頭はクモハ273-1。

連結部分。画像左はクモハ273-2。右はクモロハ272-1。しかも、両車両は幌まで装備している。

後追い。架線柱や信号機が被っているのは了承願いたい。特筆するのは、1(5)号車が半室グリーン車であるが、普通車は、コンパートメント席を装備しているところ(車両後ろ寄り)。グループ旅行を兼ねて設計・製作された。落成後は、後藤総合車両所出雲支所へ配属となる。

次は、普通に乗って、吹田→向日町へ。

12:20、273系の試運転が向日町待避線へ入線。

「試運転4」LED表示器(クモハ273-2)。323系、227系、225系100,5100番台、271系と同型のディスプレイを採用。

「やくも」ロゴマーク。

連結部分を再度撮影。

イモY1編成。一番端っこまで止まっていたため、クモロハ272-1側より撮影。

イモY2編成。

クモロハ272-2。グリーン車とコンパートメント席を備えた車両。

クモロハ272-2 車両番号。

モハ273-102。普通車で2基のシングルアームパンタグラフを備えている。

モハ273-102 車両番号。

モハ272-102。普通車で身障者用トイレを備えている。ほか多目的室も備える。

モハ272-102 車両番号。

出発前、関空特急はるか27号関西空港行と並んだ。しかも、先頭は271系ヒネHA653編成。二度とない?はるかとやくもの離合シーン。

その後、12:42に273系試運転は京都方面へ向かい、JR湖西線で性能試験運用で試運転を行った後、吹田総合車両所へ留置された。

2023(R5).10.25(水) JR京都線 吹田・向日町