:: dragonyan ::

日々のこと

KITTY, DAISY & LEWIS vs EGO-WRAPPIN @ BIGCAT

2015-10-06 | 鑑賞とか

今月はライブ鑑賞強化月間ですよー
昨日は昨日でピカ⭐さん率いるバンドMoon♀Mama と
ZAZEN BOYSが対バンとか!!!なんちゅうこってすか。

心斎橋コンパスというライブハウスは大きいとこではないので、
何が何でもチケット取るぞ!と意気込んでゲットしたらまさかの整理番号1番。
勢いがありすぎた。でも開演時間ギリギリに行ったけどな。無駄な1番な。

その感想を書く前に、先週の木曜日に行ったライブのレポート書かなあかん。
暇はあれども書く環境下になかったのであります。

久しぶりに行ったBIGCATはお客さんで満杯。ソールドアウトやったしなー
開演時間になってもまだ会場に入りきれてないお客さんの列に並んでたら
中からはもう演奏してる音が聞こえてきてた。
入りきってないのに始まるってな。

木曜日行ったライブも2組のバンドが演奏する2マンライブで、
先に演奏したのはKITTY, DAISY & LEWISというロンドンから来たバンドやった。


三兄弟バンド

私、音楽のジャンルが全く分かりませんでして、
50sぽい懐かしさにジャズ的な要素とかスカ的な要素を散りばめた、、、
さっぱり分からん。

とにかく素敵なバンドでしたよ。

ライブ好きなくせして人混みは苦手でして、
できるだけ揉みくちゃにならん場所へと居場所を探したところ、
木曜日のBIGCATでは、階段の裏という秘密基地みたいな場所から鑑賞しました。

段と段の隙間から覗き見する感じな。
そうしましたら会場との一体感から隔たりがあったのは言うまでもなく、
なんとなく音楽に入り込めないでいました。

ライブの醍醐味っつったら、自分の境界をどこまで取り払えるかやと思う。
周囲にいる人が気になったり、どうでもええことに気を取られると、
全く溶け込めんまま、ただただ聴いてるだけという。
まぁそれでもええねんけど。

木曜日は素敵なバンドを目の前に、段の隙間からただ聴いてるだけの状態やった。
でもその場所から移動する気はサラサラなかった強情者の私です。

そんなこんなで素敵な音を奏でるバンドやなぁと思ってるうちに終わり、
次はエゴラッピンだー。初ラッピン。



よっちゃん歌上手かったわ~
日本の女子ボーカルの中でも上位に入るのではなかろうか。知らんけど。

エゴラッピンの音楽もジャンルがよく分からんのやけど、
なんとなくチャランポランタンと被るものがあるよね。
昭和歌謡を思わせるジャズ風味の何やら。

チャランポランタンはそれにユニークさがプラスされた感じで、
エゴラッピンは格好良さというか渋みがある。
なんか渋カッコ良かった。

でも前述の通り、階段の隙間から覗き見してたもので
かっこいいな~(ボンヤリ)という感じでエゴラッピンも終わってしもた。

でもアンコールで2組のバンドが一緒に演奏した「りんご追分」には
かなりの衝撃を受けて、階段の存在を忘れるほど前のめりになっていた。
そのあとの曲「Bo Diddley」も超かっこ良かった。

1組ずつでも充分すごいバンドが、
一緒に合わさった時に発するパワーはものすごい威力がありましたわ。
アンコールの2曲だけでも行った甲斐あったかもしれん。

階段裏で、ステージを遠くに眺めていただけの聴衆者が、
アンコールの曲で隔たりを越えましたよ。良かった良かった⭐